ジョン・ウィックのレビュー・感想・評価
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シンプルイズベスト!
個人評価:4.0
シンプルイズベストの直球な脚本が素晴らしい。善い者と悪者の二元論の世界観。寄り道無しで、まるでアトラクションの様な作品。
映画史のガンアクションを、さらに一歩前進させる様な演出もなんといっても素晴らしい。
ツッコミどころ満載な演出が、逆に常識を振り切ったスケールへと作品を引き上げている。
殺し屋ヒーロー物で、センス的には頭一つ出た作品。
眠れる獅子
怒らせてはいけない男を怒らせるパターンのやつですね。
ただ、凄い殺し屋のジョン・ウィックだけど、動きに無駄があるように見えて、あんまし凄い殺し屋には見えない…
まぁとにかく、前置きほとんどなく、序盤からずっと復讐シーンが続くので、ストレス発散には良いかもね( ^_^ ;)
ってゆーか、1人悪いヤツを懲らしめ忘れてないか?
やっぱりあった殺すチャンス
こういう映画にありがちな、
『敵に捕まり後ろ手に縛られ椅子に座らされ敵ボスに尋問され部下に殺すように指示されるがそこを切り抜け敵ボスを殺す』
今回もちゃんとありました。
鉄板だね。水戸黄門だね。
車と犬。直接の動機はそれだけど、底流には最愛の人を亡くした喪失感と孤独。
そこにボンボンの甘ったれが復讐の火を点けた。
その筋の世界に生きてる癖に手を出しちゃダメなやつも把握してない。
それを知ったお父ちゃんの戦々恐々とした対応の物語。
でもジョン・ウィック、
伝説の男のわりには怪我はするし、影ながらの仲間の手助けもあるし、一旦は捕まるし、女子にも危ない目に合わされてるし、
言うほどじゃ無いのか?
と思ってしまう。
まあ結果としては仕事はやりきるけど、そこが一番大事?
昔のシュワちゃん映画
全編撃ち合い、ナイフや斧での流血。相手も何発撃ち込まれても死なないし、切られ刺されても死なない。ジョンに至っては不死身。最後はマトリックスか?
大味な映画
王様のブランチで3が公開されるということでRIRICOがキアヌにインタビューしていて、スピード、マトリックスに次ぐキアヌの代表作との紹介だったので、JCOMで放送したのを録ってあった1を視聴。
この時点ではキアヌの役柄は伝説の殺し屋設定であるということしか知らない状態で映画視聴開始。
最初に言っておくけど私はキアヌの映画は好きだ。マトリックスやスピードは何度観たか覚えていない程だ。だからアンチではないということを冒頭でお伝えしておく。
まず、妻の忘れ形見の犬を殺されたというのと、大事な車を取られたから相手を殺すという動機がショボい。
どうせなら妻を殺された復讐とした方が納得がいくのに何故犬と車?ノンフィクションならまだしもフィクションなら幾らでも脚本変えれたよね?
伝説の殺し屋のはずが、冒頭でチンピラ相手に全く歯が立たないというのも???だ。
いくらブランクがあったとはいえ、元殺し屋なら家の中に人に侵入される可能性は絶対にあるはず。
なのに、騒ぐ犬に「トイレか?」などと気を取られ、全く無警戒で1階に降りるという行動が、本当に伝説の殺し屋なの?おとぼけもいい加減にしろ!と思いつつ映画を見続けた。
途中で撃たれたりして傷つくのは仕方ないにしても、伝説と呼ばれる割には弱い。
敵の車に吹っ飛ばされて、キアヌが気絶しているのに殺さずにアジトに連れていくあたりで興ざめ。
その直前に教会の神父は頭を撃ち抜かれて簡単に殺してるのに、なぜキアヌも簡単に殺さない?
他のレビューではアクションが最高とか言ってるけど、ジャッキー・チェンのアクションを見慣れた世代からすると、スピード感に欠けるし、ガンフーというアクションもぎこちない。
キアヌにアクションさせると、いまいちスピード感に欠けるのは以前と変わらない。マーシャルアーツの経験が長ければそんなことも無いんだろうけど、アクションシーンに対応するために映画撮影数か月前から付焼刃的に鍛えられたアクションは見ごたえが無い。(これってマトリックスの時もそういわれてたよね)香港のアクションより劣るのは仕方ないとして、韓国アクションの方がよっぽどスピーディーですよ。(オールドボーイとか悪女/AKUJOとか)
ウィレムデフォーが実は味方してくれてたという設定は良かったが、最後にボスにナイフで足を刺され「ああ~~~」と痛がるあたりの演技はあまりカッコ良くなかった。彼もそれなりの腕を持った殺し屋なら、ナイフで足を刺されたぐらいグッと堪えるくらいのカッコ良さが欲しかった。ウィレムデフォーの扱いテキトー過ぎない?もっといい演技すると思うけど?
女殺し屋がコンチネンタルホテルの掟を破ったとかで、5~6人に囲まれて一斉に撃たれて死ぬけど、囲って撃ったら相打ちになるだろ!殺しのプロなら絶対に仲間同士で相打ちになる配置にはならない。(RONINでロバートデニーロが言ってたでしょ!)そういう設定大事ですよ。
そして最後。銃なしでファイトの意味がわからん。
2人がそれぞれ凄腕同士ならわからんでもないけど、相手のボスは腕に自信が有る設定でも無いし。(リーサルウェポン4のかつて凄腕だったメルギブソン対ジェットリーとかね)
で、なぜか「また会おう」的な終わり方でボスのことを殺さない。なんで!なんで殺さん!
命を2回も守ってくれた親友を殺した奴なのになんで?それまで散々手下達を殺しまくってきたのにボスを生かしておく意味があるの?チャプター2に繋ぐためにはボスは死んでほしくないから?
ということで、全体的に設定が甘々の大味設定で、突っ込みどころ満載。
キアヌもここまで落ちたかと思わせる内容。
でも気になるからチャプター2も観るけどね。突っ込みたくて。
わざわざ3を劇場で見る気は起きない。タダ券貰っても行かない。時間の無駄だから3がJCOMでやるの待つ。
キアヌファン?が結構評価高いのが腑に落ちない。本当にファンなの?にわかじゃないの?
どうして偉大な父親には必ずアホボンがひっついているのか問題 ホテル...
どうして偉大な父親には必ずアホボンがひっついているのか問題
ホテルの支配人がミスパーキンスに制裁を与える数秒のシーンが好きすぎて悶える
ありきたりなVシネ感
新作もやるってんで
アマプラで視聴しました
なんか脚本や話の筋的にはよくあるVシネみたいな
レベルのスケール感でこんなもんなの的な印象でした
寡黙な殺し屋ジョン・ウィックのキャラクター像も
どことなくつかみにくかった
敵がどう見てもショボい小者で
ジョンはすげー、ジョンはすげーさんざん言うのに
うっかりやられそうになるジョンもどうなのでしょう
ブランクを表したかったのか?というとそうでもない感じで
見た目以上にキャラクターがブレてる印象
あと息子とその子分だけがジョン知らないのはおかしい
殺人の現行犯なのに警官が難なく帰ったり
テキトーに傷の治療してそれで終わったり
そういうやりたいシーンに合わせて全部都合良く
動きすぎる
手段のためなら目的を選ばない感じが
実にVシネっぽいんですよね
どうにも安っぽくなってしまいます
そんなんだから
コンチネンタルホテルの設定にもあんまり興味沸いてきません
個人的にはスティーブン・セガールやチャック・ノリスみたいに
敵がかわいそうになってくる位強くてしょうが無い
キャラクターで全然よかったと思います
使用してる銃器が面白かったのと
キアヌのアクションは良かったですよ
アクション好き向け
犬殺されたから復讐
自分はアクション映画にそれほど思い入れがないためか、イマイチ。スタイリッシュでかっこいいシーンはたくさんあるんですが、ずっとドンパチやってて飽きてしまった。
キアヌが伝説の殺し屋というわりに、わりとザコに苦戦してるも引っかかる。もっとスマートに殺しまくった方が爽快感あるんでは…
かっこいいキアヌが観れるよ!!
キアヌは孤独な一匹狼が、よく似合いますね!
ストーリーは結構ツッコミどころ満載ですが、とにかくキアヌがカッコいいです。
でも、なんか思ったより無敵感が足りない気が...
主人公の元殺し屋ジョン(キアヌ)は、ちょこちょこいろんな人に助けられます。
ホテルで女の殺し屋に襲われた時も親友の殺し屋マルクスに助けられるし、マフィアのボスに捕まった時もまたマルクスに助けてもらうし。
マフィアのボスが逃亡しちゃうのも、ホテルのオーナーに教えてもらうし。車までもらえちゃう!
ジョンが最強なのは、もちろん殺しのスキルもあるのでしょうが、愛されキャラでいろんな人を味方につけちゃう彼の魅力にある気がするなー。
名前を聞いただけでマフィアのボスビビりまくってたのに、強さの演出がちょっといまいちだったかなー。
でも、終始キアヌがカッコよく、映像もスタイリッシュでよかった!
ラストの別な犬でもいいんかい!!
っていうツッコミは置いておいて笑笑
続編も見てみようと思います。
単純明快!気分爽快!
復讐のためにかつて所属していた組織と対立する伝説の殺し屋の話。
襲い来る敵を華麗なアクションで葬り去るキアヌリーブスには感動すら覚えます。身体や脚に銃弾を一発撃ち込み動きが止まったところに脳天にもう一発撃ち込む一連の動作は殺し屋の作法ですよね。
アクションは見ていて本当に気持ちが良いものでした。
出演作品を選ばないキアヌ・リーブス、愛犬を殺されたという理由である組織を壊滅させる大ヒット作のファースト作品。「ガンフー」という新たなアクション概念を浸透させた作品でもある。
キアヌ・リーブスって、出演作品を選ばないなあ(2019年現在でも同様)という思いが確信に変わった頃、又B級作品かなあ、でも本国では大ヒットしてるなあと仄かな希望を抱きながら劇場に足を運び、感涙した作品。
そもそも、ジョン・ウィックの組織への復讐の理由がある意味斬新。そして、「コンチネンタル・ホテル」という非常に魅力的なホテルが、客の殆どが裏社会の住人という魅惑的な設定。このホテルのフロント係を演じるランス・レディックの慇懃な物言いが良い。
ジョン・ウィックに完膚なきまでにやられる組織のトップを故ミカエル・ニクヴィストが演じているのも魅力。(この人ほど、ロシア人の重鎮(悪役・善人に関係なく)を体現出来る役者が現在いるだろうか。)
そして、この作品から脚光を浴びた「ガン・フー」という独特な戦闘スタイル。”いや、それは無謀でしょう”と思ってもキアヌ・リーブスの技の切れがその思いを捻じ伏せる。
この「舐めてた男が、実は殺人マシーンでした。しかも不思議な接近戦格闘技と射撃を使いこなす達人でした」というのが、このシリーズを大ヒットに導いたのは間違いない。
それにしても、このシリーズが第3作まで制作されるとは、予想しなかったなあ(勿論、嬉しいですよ。)
<2015年10月16日 劇場にて鑑賞>
キアヌ無双!
まさに、キアヌ無双!無駄弾なく流れるように確実に敵を仕留めていくスタイルはキレキレでよかったです。「ガンフー」と銘打ったけど、カンフー的にキレはそこまでだったので、もっと銃撃シーンに重きをおいた方がもっと良かったかも。最後も、キレてない格闘シーンで終わりだったし。。
しかも、ストーリーは結構ユルユルでしたね 笑 ???って感じるシーンがたくさん。
まず、ジョンと犬(デイジー)とのストーリーの描き込みが浅々。実質2日間しか一緒に生活してなかったですね 笑 それで、「デイジーの復讐!!」はだいぶMADです。もっとデイジーとの生活風景に時間割いたらよかったのに。デイジーの可愛さはハンパなかったから、そんなシーンがあっても、十分見れたと思う。
そして、ヴィゴファミリーがバカすぎる。名前を聞いただけでビビってたあのジョンを気絶させれたのに、すぐに仕留めず、覚醒を待って、無駄話。。挙げ句、ビニール袋で窒息させるという労力も時間もかかる方法を終わらせようとして逃げられる・・。そして、マーカスに「お前には仕留めるチャンスがあったのに!!」と逆ギレ。あんたの方がしこたまチャンスあっただろうが 笑
そして、最後。別の犬連れて来んかい!!?
チャプター3に向けて鑑賞
めちゃくちゃ面白かった!
テンプレすぎるキアヌのダーティなキャラクターも、ウィレム・デフォー演じる親友との友情も最高‼︎
ジト目でどこか間抜けなマフィアのボスに、どうしようもないドラ息子。
どのキャストもバリバリにキャラが立っていて見ていて楽しい!
シンプルな復讐劇ながらテンポよく進むストーリーにスタイリッシュなアクション。
独特のライティングにBGMにと、何もかも心地よかった。
こういうB級映画、もっとあって良いと思う。
チャプター2復習後、劇場で3を見に行きたいと思います。
今から楽しみだ。
2022 5本目(Netflix、Amazon1)
久しぶりの鑑賞。キアヌが復活した作品。
ここで昔にレビューしましたが見返してみて改めてこの作品のよさがわかりました。
4作目が残念ながら1年公開延期になりましたが
楽しみにしています
田中邦衛が光っていた
決して笑わないクールなキアヌ・リーヴス。
圧倒的な殺人数。
そして何と言っても、所々で盛り込まれるシュールなギャグ。このギャグがまた良いんだわ。爆笑する。
この3つだけ!
それ以外何もありません。
ストーリーはどストレート。
起承転結でいうなら、起承承承...結、みたいな。
ラーメンでいうなら、スッゲー醤油の味が濃くて、入ってる具はメンマだけ。でも、スープの隠し味に秘伝のタレを使っており、濃いい醤油味が丁度良くなってるみたいな。
いやいや僕は褒めてますよ。
非常に薄っぺら・・・じゃなくて、男らしい、気合の入った映画でしたね。
青と赤、そして影
チャプター2をやる直前に一回見たけど、パラベラム上映前に復習がてら見直した。
○作品全体
復讐という感情の泥臭さと闇の深さが全体を覆う。ウィックが着ているスーツを「スタイリッシュ」というならまだしも、この作品のアクションを「スタイリッシュ」と評するのは違う。見栄の良さを重視するのであれば関節をキメる必要もないし、ガラス窓から放り投げた挙げ句とどめの弾丸を額に打ち込む必要もない。ウィックががむしゃらに欲しているのは大事なものを奪うやつが二度とウィックに近寄ることができないという状況だけで、それだけを最優先にこなしている。そのためには泥にまみれようが自分を傷つけようが気にしない。純粋な復讐心が浮き彫りになるようなアクションがかっこよかった。
○カメラワークとか
・一時期流行った(今もか?)画面ブレが激しいアクションからの脱却を感じる。2014年、ボーンシリーズがやっと落ち着いた頃だったような。クラブハウスのアクションなんかはシルエット重視で見づらかったけど、全体的にアクションの組み立てをキチンと見せる画面が多い。
・ブギーマンと呼ばれたウィックが闇に「戻ってくる」描写が上手い。序盤の自宅での様子は薄い青色が基調で、かすかな平穏を感じさせる。妻が死んでもなお、なんとか繋ぎ止めている平穏、といったところか。クラブハウスやナイトプールのところからギラついた青と赤が入り乱れる。殺意をあらわにするウィックの表情にカメラが寄るときや、殺した瞬間なんかに赤色が強調される。
・顔に半分かかった影が良い。殺しから抜けたウィックとブギーマンとしてのウィックが存在しているかのよう。捕まったウィックがヴィゴと対話するシーンで、ヴィゴから「我々は過去に犯した過ちの報いをうける宿命なんだ」と言われた時、影に覆われたウィックの横顔が映るのが凄く良かった。
○その他
・ウィックの胸元に銃を持ってきて、構えながらガニ股で歩く動きが好き。かっこいいわけではなけど、そこにウィックというキャラクターの個性を感じる。三船敏郎の顎を撫でる仕草とか、そういう感じ。構える時に一度カチッと止まってタメツメ作ってる感じは千葉真一っぽい。
・ウィック(というかキアヌ・リーブス)のバラバラで少し長めの髪とか長身で細い感じとか黒に染まった衣装を見ると孔濤羅を思い出す。どちらもまごうことなき復讐鬼。
・マーカス役のウィレム・デフォーがかっこいいおじいさんになっていてとても良い。役回りもダンディズム。吹き替えで見たけど山路さんの声が非常にマッチしている。
・ラストのヴィゴ、終始抱いていた諦めのような感情が顕在化しているようでとてもいい。大ボスながら終始負けを悟っている感じ、珍しいキャラクターだと思う。凄く魅力的だった。
・唯一ボロクソに言いたいのはクソダサい字幕。もう単純にダサい。テンションが下がるダサさ。
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