劇場公開日 2015年12月5日

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「今、日本人が一番観ないといけない作品」海難1890 eigatama41さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0今、日本人が一番観ないといけない作品

2015年12月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

困ってる人がいれば、声をかける・・・手を差し伸べる。
ONE for ALL、ALL for ONEの精神は、スポーツの世界だけの言葉ではないって事を、再認識させられる映画でした。
1985年の日本政府の決断は覚えていますが、串本町の人々があんな状況で、言葉も通じない異国の人達を献身的に救出作業をして尽くした事は知りませんでした。
前半と後半の話の切り替わりが絶妙で、内野さんのあの時代の演技も絶妙やし帰国子女の忽那汐里ちゃんの二役も絶妙でした。

自衛隊を動かすには、国会の決断・・・即決出来ない国家の弱み
日本航空のパイロットは、全員拒絶と何かで読みましたが、現実的には長いものに巻かれた感はあると思います・・・・・
トルコ人パイロットは全員が手を挙げたって映像には、涙腺緩みます。

私が小学生だった40年くらい前は、授業の一環で学校が映画館貸し切って作品を観るって事がありましたが、今はどうなのかな!?
この作品は1人でも多くの人々が、今観るべき映画だと思いました。

エンドロール後のトルコ首相のメッセージまで是非!ご覧ください〜☆4.8

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eigatama41