コードネーム U.N.C.L.E.のレビュー・感想・評価
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スパイ映画マッシュアップ
ガイリッチー監督の「0011ナポレオン・ソロ」のリメイクは実にスタイリッシュ。
スパイ映画というフォーマットで2015年版マッシュアップという感じ。展開、アクション、音楽と全てにおいてハズシなし。抑揚の効かせ方もクール。痺れた。
ユーモアのさじ加減も絶妙でたまらん。女優が美しく撮れてるという点でも合格ですね。
バディムービーの定番とも言える展開なのだがそこがイイのだ~
自分が観たかったスパイ映画はコレ!
ガイ・リッチ―全開(笑)
チーム・アンクル、結成譚。
ガイ・リッチー感、全開映画(笑)。
スピーディーな展開、お得意のスプリット画面構成、拘り捲りのセットなどなど。
全く以って観客を飽きさせない。
バディスタイルは『シャーロック・ホームズ』で培った力を存分に発揮できてるし、
ガイ・リッチーだから創れたであろうスパイアクションではなかろうか。
又、キャスティングも妙味。
ナポレオン・ソロにヘンリー・カビル。
イリヤ・クリヤキンにアーミー・ハマー。
まぁ、お互い見た目はマッチョだけど性格は正反対という対峙性も
観ていて面白いコンビだし、
(当初、ソロはトム・クルーズだったらしけどヘンリー・カビルで正解だろうと。
トムは「M.I」で頑張って下さい(笑))
相性は悪いんだけど、イザという時の息が合った動きは気持ちが良い。
(ヘンリー・カビルはスーパーマンと両立になるけど、
全くキャラ作りを変えて挑んでいるのは素晴らしいと思う)
他にも、アリシア・ヴィキャンデルは可愛いし(笑)、
名優、ヒュー・グラントがスパイものに参戦はとても喜ばしい。
(彼がウェーバリー役はとても納得)
時代設定も「007」や「M.I」の様に現代にシフトチェンジせず、
飽く迄、1960年代という舞台にしているのも他のスパイものとは
一味変えた観方ができて良いと思う。
【当時】のスタイリッシュなデザインを堪能できるのは嬉しい限り。
又、米国とソ連の技術合戦もニヤリとさせられたり。
これで【3大スパイ】がようやく勢揃い。
「007」
「スパイ大作戦」(M.I)
「0011ナポレオン・ソロ」(アンクル)
「007」はシリアス系。
「M.I」は大アクション全開。
これらと同じ風ではソロを復活させる意味は無く、
ガイ・リッチーが選択したのは【当時の世界観の復活】。
クール且つユーモアに。オサレなスパイアクションに仕上がっている。
これならば、他2作とも被らないしそれぞれの作品が楽しめて良いのでは?
次作も期待。今度は是非とも「スラッシュ」出して下さい。
「007」は俳優変えながら続いていくだろうし、
「M.I」はトム・クルーズ次第。
「アンクル」はどうだろう?
本作のヒット次第だろうけど、個人的には最低3作。
できれば5作位まではシリーズ続けて頂きたい。
しかし、今年はスパイ大豊作だなぁ。。。
王道ではない、でも正道のスパイ映画
スパイ映画=近未来武装アクション映画となりつつある昨今で、原点回帰であるような、あるようでなかったような、スパイらしいスパイ映画
第二次大戦後のソ連とアメリカが組む水と油の迷コンビ 2国の技術競争を背景にしたやり合いはニヤっとさせられる
キャラクターもたっていてロシアのスパイ、イリヤは脳筋のいわゆるパワーでなにがあってもなんとかするタイプ アメリカのスパイ、ソロは合理的かつ手先と口先の器用さで事前になんとでもするタイプ
噛み合わないようで短所を埋めあっている、のにハラハラさせられる!なかなかに絶妙なコンビでした
そしてなによりやっぱりかっこいい!取るアクションひとつでそのキャラクター性をびしばし伝えてくるのにはうならされました
マイナス、というわけでもないけれどカメラワークが若干特殊、というよりシーンの抜き方が特殊なのかな?音楽の合わせ方もまた音楽自体もなかなかに独特なものでシリアスなシーンでも若干笑いがこみ上げてくるのは狙ったのか監督独自の感性なのか
BGMについてはレトロ感を狙ったのだろうが私の肌には少々あわなかった が作品の雰囲気を損ねているかというとむしろマッチしているのだからなんとも言えぬ!絶妙!・・・なのか?
思い返してみても終始だれたところがなくテンポは良いのに一々見栄えよく無駄がない くどいかもしれないが絶妙!な映画であった
続編がもしあるのなら絶対見に行きますぞい!
ただヒロインがナー 気が強い通り越してアッパー系 で出番があんまりないせいでび、びみょ・・・・・・続編の出番に期待!(魔法の言葉)
新たなスパイ機関設立に拍手!
スパイ映画乱立の昨今、そうか!この手触りで来たか!と思わず膝を打ちたくなるくらい感心しました。
(近年の)『007』シリーズとも『ミッション:インポッシブル』シリーズとも『キングスマン』とも毛並が違う。アクション映画でありながらアクションを全面に出してはいないというか。
ガイ・リッチー監督のトリッキーな映像構成と荒唐無稽な展開で以って、その中を派手で粋なスパイ二人(ヘンリー・カヴィル&アーミー・ハマー)がぐわーっと動き回る。そこに注力し、そこで観客を見事に惹き付けるという。
まあね、うん。ドッカンドッカンな華美なアクションを期待している方には肩透かしかもしれませんけど。ただ、他のスパイアクションと全く同じことやってても仕方がないってのはあるじゃないですか。
一方的なアクションには頼らず、適宜、必要なポイントでのみ必要なだけ繰り出されるんですよ、この映画。その腕前はもうガイ・リッチーだから出来たよなぁ、と。まるで彼の長編処女作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』の、あの小気味よいテンポ感を思い出したほどで。
要所要所で画面分割を多様してスクリーンに確かな躍動感を作り上げてるし、劇中にポンポン流れていく様々な楽曲もストーリーを盛り上げるのに一役買ってるし。
で、何より!舞台をオリジナルドラマの『ナポレオン・ソロ』と同じ1960年代に設定したのが泣けるじゃないですか(いや、自分オリジナルに明るくはないですが)。ここが最近のスパイ映画とは大きく違ってますよね。現代には置き換えないぜ!オリジナル成分で勝負だぜ!という選択が、この映画の特色を色濃く強めてる。特色を、色濃く。
そして、これ、もう絶対に続編やりますよね?ね?ですよね?新たなスパイ映画シリーズの幕開け、新たな諜報機関の設立、歓迎いたしますぞっっっ!!!
第二次世界大戦後の世界を背景にしたということで、暗い物語なのかと思...
第二次世界大戦後の世界を背景にしたということで、暗い物語なのかと思いながら見始めた。しかし、思うほど暗いとは思わなかった。シリアスな笑いがあって、思わずニヤリとさせられるところがあったり、レトロなスパイがそこにいて観やすかった。
キャストイメージと時代背景が・・・
元が1960年代って事でも今風の役者をキャスティングしたなら007やM:iシリーズのような今風にアレンジした方が、良かったように思う。
それとヘンリー・カヴィルが・・・クラークケントにどうしても見えて、当初出演予定のトムクルーズだったなら!?って思うけど、その場合はイーサンハントに見えるやろね^^;
でも逆にヘンリーのジェームスボンドは見てみたい気がしたね!
背景的な部分とキャストのマッチングならキングスマンの方が、違和感なかった。
続編でどう進化していくか楽しみです〜☆3.4
アート系スパイアクション
オープニング15分はスピード感あって惹き込まれました
展開が速く、途中の登場人物がワケわからなくなってポカーンと観てました(敵の顔が似てるし)
まぁでもストーリーはわかりやすくアクションも演出も面白かったです
ただあの相方のロシア人役がちょっと… ワザとああいう演技なのか、なんというか私には大根役者に見えました
次回作は別の相方を希望です
最高に楽しめました!
キャラクター、設定、美術、音楽がマッチして最高に楽しめた作品となりました!
アニメのルパン三世のファーストのような世界観とスパイの駆引きやユーモアが随所にあり、見ていて飽きるところもなく、本当に楽しい作品です。
面白かった!
古き良き時代のスパイ映画ですね!
アナログ感バリバリの道具や、オールドファッション、ファーストシリーズのルパン三世を実写で観てるような感じでした。
今のCGやド派手アクション満載のスパイ映画とは一味違うアラフィフおっさんにはどこか懐かしい心地良い映画でした。
かなり好みです( ̄▽ ̄)
楽しかった♪
げげっ、ナポレオン・ソロがマッチョ?
これじゃスーパーマンじゃん。
げげげげっ、イリヤ・クリヤキンがさらにマッチョ!?
ありえな~~~い!!!
という違和感ばりばりのスタートだったんだが、
クスッという笑いを誘う洒落た台詞と展開は健在だったので、
真ん中辺で、
まあマッチョでもいいかと妥協し、
最後は、
カワイイじゃんと思うに至った(^.^)
楽しかった♪
楽しめた
娯楽作品としては申し分なかったと思う。現代の時代設定でも良かったのに、わざわざ、第二次世界大戦から数年しか経っていない時代設定も監督のこだわりを感じた。
続編があるかも?
だったら観ても良いかな…。
60年代スパイ映画イズム
敵を(うっかり)焼死させた直後のヘンリー・カヴィルの台詞が「俺の上着が燃えた」。他人の命より自分のスタイル!これ!これぞ60年代スパイ映画イズム!ガイ・リッチー特有の軽快なリズムと題材が噛み合ってひたすら楽しい!今年はスパイ映画がアツい!
いい意味で突き抜けるような面白さではないのもよかった(貶してません!)。そこまで60年代スパイ映画の感じを再現してみせるのか!と可笑しな喜びがあった。まあ原作『0011ナポレオン・ソロ』が初期『007』のフォロワーであることを考えれば当たり前?
ガイ・リッチーといえば『シャーロック・ホームズ』をロバート・ダウニーJr.とジュード・ロウのやおい映画に仕立て上げたように『コードネーム U.N.C.L.E.』はヘンリー・カヴィルとアーミー・ハマーのやおい映画に仕立て上げた。だから男と女のキスシーンは直接描かない!
おとなしい
話しが展開して行けばわかるけど、ストーリーの取っ掛かりが少しわかり難い。
決してつまらない訳でもテンポが悪い訳でもないけど、スマート過ぎるというか、のっぺりしていてハラハラドキドキする場面がなく盛り上がりに欠ける。
おふざけはなかなか良く洒落た映画という感じ。
懐かしの映像作品、現代に蘇る
1960年代にヒットした「0011ナポレオン・ソロ」を時代設定はそのままに、映画化した作品。9月にはキングスマンがあったし、12月には007もあるし、今年はスパイ映画が盛りだくさんです。
いやぁ、この時代に1960年台を再現するのは大変だったんじゃないですかね?車も懐かしのトラバントなんか準備しているし。それより何より、ベルリンの壁ですかね、ポイントは。セットだと思うんですが、流石にあまり大規模には出来ないと見えて、再現されていたのはごく一部でした。
それと、人々の風俗(服装、髪型、化粧)も見事に1960年台に見えました。特に、女性の化粧に時代を感じますね。いまも居るといえばいますが、あんなにバサバサと風を起こしそうなつけまつげ・・・(笑)。
U.N.C.L.E.とは“United Network Command for Law and Enforcement”の事。アメリカが絡んでいるからアンクルじゃ無いんだな。司令官は、イギリス人だし。冷静に考えてみると、スパイ映画にイギリスって避けられないですね。キングスマンはイギリス、007もイギリス、そして、このU.N.C.L.E.も現場の人間はアメリカとソ連だけど、司令官はイギリス・・・。イギリス凄いな。
「ナポレオン・ソロがスーパーマンに見えるなぁ」と思っていたら、ソロを演じているヘンリー・カビルって『マン・オブ・スティール』でスーパーマンを演じていたんですね。それともう一人のスパイ、イリヤ・クリヤキンの名前を言葉を聞くと、どうしても、NCISのダッキー・マラード=デヴィッド・マッカラムを思い出してしまいます。元祖は彼ですからね。
冷戦終結から20年以上経ってしまった今、不謹慎かもしれませんが、敵が判っていて、相互にそれなりにルールを守っていた冷戦って、平和だったんだなぁと思わずにいられません。昨日(2015/11/14)のルール無用のパリの同時多発テロを見ると、どうしてもそう思ってしまいます。
ちょっとまじめになってしまいましたが、映画作品としては面白かったです。続編を作ろうと思えば、いくらでも作ることが出来る終わり方でした。
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