ゴーン・ガールのレビュー・感想・評価
全384件中、41~60件目を表示
ベンアフ好演
最も演じ易いのは娼婦とヤクザと言うが、この手の女も演じ易いかも。
だがベンアフの薄い駄目男役は最も演じ難いのでは。
そういう台詞無く内面外面から滲む。
無駄に顔や体がデカく、無駄に顔が綺麗な事が功奏したなら、彼はこの手の役の天才だ。
結婚の本質を描いている
多かれ少なかれ同じように「幸せな仲のいい夫婦」を演じてる家庭は多いのでは。仮面夫婦という言葉もあるが、結婚とはそういう世間の目と体裁のためという面が多い。
真実は誰にも分からない、色々考えさせられる面白い映画でした。
愛するかゆえに狂ってる
狂おしいほどの愛なんて言葉があるけど、
歪んだ愛なんて言葉で片付くものでも無い。
愛し方はそれぞれあるが、これもひとつの愛の形
愛してるから、嘘をつく、演じる、色んな意味で殺す。
これは愛してるからこその行い
それがどんなに苦しめようと
結婚とは静かな勢力争いを内包するもの
男女が出会い、好かれようと自身にウソをつきながら、結婚。ところが理想としている状況には行き着かない。妻に合わせて背伸びした夫ではあのサイコ妻には敵いません。
才能はしっかり持ち合わせているサイコ妻は上手く失踪するも、油断してチンピラカップルに金を奪われ、ほぼ無一文になるのは笑えなかったが、救いを求めた相手をさんざん利用して、文字通り切り捨てる所業には呆れた。
夫の浮気性にもかなり呆れた。まぁ頭が上がらない賢い妻に負けたくなくてマウント取ろうとして取れず、妻より能力的に劣る女の子に手を出した。
それなりの時間を経て、拗れた関係性は現実でも同じ事が起こるが、これは映画でありドラマだから、サイコ妻のエイミーの嗜好が後半に見えた瞬間が一番の見所ではないかと思う。
クソったれの旦那が、エイミーに向かって全米の放送で全面降伏し彼女への愛を訴えた瞬間のエイミーの表情が全てを物語っている。
ラストはエイミーの罪を問えない時点で、打つ手を失くした浮気夫がエイミーのしもべと成り下がるため、こんな飼い殺しでまだ夫婦続けるんだ…とタメ息が出た。
社会倫理から逸脱しているのに外から見てるだけなら、この夫婦だけですむなら…良いんじゃないか?と。
それにしても、世の中自分に関係ないのに他人様に口出しする奴等の多いことには呆れる。低俗なワイドショーで我が物顔の司会が権利もないのに偉そうに説教を垂れている…実に下らないが作品にも同様のクソ司会が登場し、イライラした。
ゴーンガール👿
ゴーンガール。
ある日妻エイミーが失踪するところから物語が始まる。
エイミーを探す過程で、それまでの夫婦関係、エイミーが失踪した理由が徐々に明らかになっていく。
そしてその過程で、夫のニック、エイミーへのイメージが二転三転するのが面白い。
ゴーンガールのタイトル通り、この映画を見た方の最初に抱いたエイミーへの印象は、エンドロールまでには何処かに行ってしまっていることと思います。
その変化を楽しんでください✨
アメイジング!
パートナーに対しての彼女の考え方はある意味至極当たり前のことなのかも知れない
親や子供であればいずれは離れる事が極々当たり前のことなのだが結婚を機に他人だった2人が暮らし始めて気がつくのは離れることの難しさ、余程の事情がない限りあり得ないからだ
しかし人間である、どうしたって離れたくなる時はあるものだ
しかし片方がそれを拒むなら泥沼になっていく
頭の切れるサイコパスな者がパートナーだったとしたらそれはもう最悪だろう
「結婚とはそお言うものでしょ」
とあるが結婚には何百何千と形があり色々な感情で成り立ち微妙なバランスの上にあるように思えてしまう
諦めてしまえば簡単だがやはり人である
我慢しきれなくなったり諦められない夢があったり憎んだり恨んだりと様々な思考があるはずだ
一生涯続く愛情もあるだろう、どんどん好きになる事だってあるだろう、そうであればこの上なく幸せなのだがそれが片方だけの思いだとしたらその思いはパートナーには徐々に重さになる事もある
私だって思うことはしばしばあるがいつの間にやらもう直ぐ30年になるらしい
「おいマジかよ、とても信じられないね」
どうやら私達は感覚が完全に麻痺しているのだろうな
怖かった
最初はエイミーの茶目っ気で最後は見つかってチャンチャンってハッピーエンドだと思ってた。中盤に差し掛かる前は、ニックが浮気してて糞だと思ったのも束の間…エイミーの復讐だと知り、恐怖にうちひしがれました。最終的に完全にサイコパスな感じでドン引きしました。でもエイミーのニックへの愛は本物だし、エイミーを裏切らない限り、ニックの安全も保障される…。とあるブログでは結婚とは役割を演じることを表現した映画と言う意見もあったけど、そこから脱して過ごせるようになるのが課題だと思うんだけどなぁ…と、思いました
おっかねぇ!
天才的な、というべきか、病的なというべきか、被害者を演じることに取りつかれた女をうかつにも女房にしてしまったがための、ダンナの悲劇の話です。
男って、鈍感だから、ここまで追い込まれないと気が付かないのだよ。
このダンナの気持ち、痛いほどにわかります。
映画を見ていて、身の置き所がなかったです。
しかしながら、この女房の中に潜む狂気は、他人ごとではなく、私の中にも、おそらく誰の中にも多かれ少なかれ存在している、きっと人間の原性とでもいうべき思考経路の延長線上にある狂気なので、とりわけおっかないサスペンスに仕上がったのだと思います。
いや、ほんと、おっかないよ!
ps.双子の妹役のキャリー・クーン。凄い演技で観客の心を救ってくれるのだけど、もしかしてメジャーデビューだったりしたのかな。だとすると、凄いです。
すごい後味の作品。
これはなかなかにスゴイ作品。
後々名作と呼ばれるレベル。
ストーリーが2転3転するところも面白いが、その都度アジャストする登場人物(・・というか奥さん)、そしてこの役を演じられるこの女優さんが本当にスゴイ。そして怖い。
最後も救いがあるのか無いのか微妙。。
強烈な後味&印象が残る作品です。
終始先の読めない展開で面白かった
本当に先が読めないまさかの展開だらけでビックリした‼️
ベンアフレック悪いやつやなと話が進んでいくが、なんとなく背伸びして、無理してしまう感じ、自分にも当てはまるなと思い、少し恥ずかしくなると共に可愛そうに思えてしまった。
てか、ベンアフレックほどアホイケメンが似合う奴いねえと思った笑
後ろめたい気持ちがある男性👨が見ると、ホラー映画🧟になる。
完全に妻の手の上で転がされている夫の話。
不仲のカップルには、視聴を勧めない。
結末を予想できたら、どんなひねくれ物なのかと思うほど、面白い。
まさかの展開にビックリ👀
マインドコントロール合戦
計算高い最恐サイコパス悪女vs不器用で場違いな空気読めない男のスリラー。
相手を自分のものにしようとマインドコントロールしたり、嫉妬深い愛情だったりと文字通り「ドロドロ」
しかもドロドロサスペンスは展開が中だるみしがちだが、この作品は最初に魅力的な謎を提示し、中盤で首謀者の思惑が判明すると一切の油断を許さない展開。
そして後半からは怒涛の展開で画面に釘付け。
スリラーに必要な要素をコンプリートしている。
しかし、これ作品は単にサスペンススリラーだけではない。
自分的にブラックコメディーでもあると感じた。
夫婦間の互いを傷つけ合う関係や、次から次に出てくる下品なワード。そして何より、報道によってコロコロと立場を変える世間の批判。
まるでポンジュノ監督の作品を観てるかのように黒すぎるブラックコメディーだ。
全384件中、41~60件目を表示