劇場公開日 2014年5月24日

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マンデラ 自由への長い道 : 特集

2014年5月12日更新

“今を生きるすべての人”へ伝えたい──
この映画は、人生の糧になる“何か”を与えてくれる──
そして、あなたの“世界”は変わる!

故ネルソン・マンデラの自伝を基に、愛と戦いに彩られた壮絶な半生を完全映画化した「マンデラ 自由への長い道」が5月24日に公開。混迷する世界の中で、すべての人々の共存と愛を説いたひとりの男の知られざる生きざまは、我々に、生きていくために必要な大きな力を与えてくれるに違いない。

見る者に大きな“糧”を与えてくれる、実録ヒューマンドラマが誕生!
見る者に大きな“糧”を与えてくれる、実録ヒューマンドラマが誕生!

■ネルソン・マンデラが指し示す“人とは? 愛とは?”──
 まだ知られていない彼の本当の生き方を見終えた後、あなたは何を受け取る?

「人はどう生きるべきなのか」。悲しみや憎しみ、そして理不尽さが横行し、先行きが不透明な世界において、自分にとって本当に大切なものは何か? 誰しも一度は考えたことがあるだろう。

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27年に及ぶ獄中生活にも屈せず共存を説いた
27年に及ぶ獄中生活にも屈せず共存を説いた

昨年、世界中から惜しまれつつ亡くなったひとりの男の真実の姿を描いた映画、それがこの「マンデラ 自由への長い道」だ。人が人を差別する制度に異を唱え、自由と平等の世界を作るために生涯を捧げた南アフリカの英雄、ネルソン・マンデラの自伝を基に、その半生を壮大なスケールで描くヒューマンドラマだ。

「生まれながらに、肌の色のせいで他者を憎む者などいない。人は後から、憎むことを覚えるのだ。ならば、愛することも学べるはずだ。なぜなら愛というものは、人の心にとって、ずっと自然だから」と、あらゆる立場の人々の共存と愛を説いたマンデラ。彼の“人はこうあってほしい”という強い願いが、見る者すべてに、人の生き方に対する“ひとつの答え”を指し示す。

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マンデラの生きざまから、学び取れるものは大きい
マンデラの生きざまから、学び取れるものは大きい

混とんとした不幸な時代にあった南アフリカにおいて、苦しみ、戦い、愛と葛藤を抱えたマンデラの姿は、100%の聖人ではなく、日々を懸命に生きる我々と同じだ。だが、復しゅうと憎しみの連鎖を否定し、赦しを説く彼の言葉の数々は、いつまでも人々の心の中に生き続ける。あなたも間違いなく、人生の糧となる“何か”を受け取ることができるはずだ。


胸に抱き続けた妻への愛
胸に抱き続けた妻への愛
反差別の象徴となるマンデラ
反差別の象徴となるマンデラ
解放されたマンデラに何が待つ?
解放されたマンデラに何が待つ?


■今、現実を駆け抜けてきた“英雄たち”が熱い──
 「マンデラ 自由への長い道」は、最も新しい最高の“英雄映画”だ!

近年、アカデミー賞などで高い評価を受けた作品を振り返ってみると、実際に起こった事件や実在の人物に焦点を当てた作品が非常に多いことが分かる。誰もが一度は耳にしたことがある人物を題材にすることで、作品に対する観客の親近感をあらかじめ高められる点に加え、実話ということが、作品に迫真のリアリティをもたらす。今、時代に大きな功績を残してきた“英雄”に、映画ファンの熱い視線が注がれているのだ。

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■戦いと愛を描く必見の“感動のドラマ”──これは、“単なる伝記映画”ではない

妻との愛、そして愛する娘たちとの絆も描かれる
妻との愛、そして愛する娘たちとの絆も描かれる

本作が、単なる伝記映画にとどまらないのは、マンデラが偉人としてではなく“ひとりの男”として描かれているからに他ならない。理想を掲げつつも、活動家としても人間としてもまだまだ不完全で荒削りだった若きマンデラが、数々の経験を経て、誰も到達できなかった境地に立つ指導者へと成長していく。そこには、獄中生活にあっても失うことのなかった妻へのまっすぐな愛情、そして2人を分かつ時間が生んでしまった確執という、今まであまり語られなかった「男と女のドラマ」も包み隠さずに描かれる。

さらには、愛する娘たちとの「親子のドラマ」。成長した娘とマンデラが、面会室のガラス越しに再会を果たすシーンでは、物心つく前に別れた父への思いと尊敬が一気に吹き出す娘と、それを優しく包み込もうとする父親の姿に、胸が打たれることは確実だ。

感動の余韻を大いに引き立てる主題歌は、世界的モンスター・バンドのU2が担当。人権活動に熱心なことでも知られ、マンデラとも親交が厚かったボノ率いるメンバーが、本作のために「オーディナリー・ラヴ」を書き下ろし、ゴールデングローブ賞主題歌賞を受賞、またアカデミー賞主題歌賞にもノミネートされた。

終身刑で投獄された男が、妻と娘への愛を支えに決して屈しなかった結果、偉大なる指導者として帰還を果たす。本作は、フィクション以上にダイナミックかつドラマティックなマンデラの人生を完全映画化した、渾身の一作。ぜひ劇場で有意義な時間を過ごしてもらいたい。

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