オール・イズ・ロスト 最後の手紙

劇場公開日:

オール・イズ・ロスト 最後の手紙

解説

長編デビュー作「マージン・コール」でアカデミー脚本賞にノミネートされた新鋭J・C・チャンダー監督が、名優ロバート・レッドフォードを主演に迎え、スマトラ海峡3150キロで遭難した1人の男の姿を通して、生きることの意味を問う人間ドラマ。人生の晩年を迎えた男が自家用ヨットでインド洋を航海し、気ままな海上の旅を楽しんでいた。しかしある時、ヨットが浮遊物に衝突して浸水。無線も故障し、悪天候にも襲われ、男は自分がどこにいるのかもわからなくなってしまう。飢えや渇き、孤独と戦い、極限状態の中で自分の本当の気持ちに気付いた男は、読まれるかどうかもわからない一通の手紙をつづりはじめる。

2013年製作/106分/G/アメリカ
原題:All Is Lost
配給:ポニーキャニオン
劇場公開日:2014年3月14日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第86回 アカデミー賞(2014年)

ノミネート

音響編集賞  

第71回 ゴールデングローブ賞(2014年)

受賞

最優秀作曲賞 アレックス・イーバート

ノミネート

最優秀主演男優賞(ドラマ) ロバート・レッドフォード
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(C)2013 All Is Lost LLC

映画レビュー

2.5受難に立ち向かう我らの男。だけど

2023年11月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

J・C・チャンダー監督の「アメリカンドリーマー」がなかなか面白かったので、どこかのレビューにあった、オール・イズ・ロストは面白かったのに、とか、オール・イズ・ロストの方が面白い、とかの情報で本作を観てみることにした。
結論から言うと、退屈するほどではないが「アメリカンドリーマー」の方が完全に好みで、「オール・イズ・ロスト」は物足りなさを感じた。

イマイチだった理由はいくつかあって、まず冒頭からずっと海上で、我らの男ロバート・レッドフォードの一人ぼっち。船に穴が開きそこから黙々と次々に起こる問題の対処をしていくのだが、ヨットにも海にも詳しくない私のような者には、今なにをやっていて、なんのためなのかほとんどわからない。極論をいえば問題が解決したのか、軟化したのか、はたまた悪化したのかすらわからない状態だ。行動の意味がわからないので面白く感じにくかった。
これはまあ、ニューヨーク映画批評家協会賞の男優部門を本作でレッドフォードが受賞しているとはいっても、彼はそんなに演技派ではないので、レッドフォードの演技力に難があったせいかもしれないとは思うけどね。
そんなわけで、レッドフォードの演技力不足、迫力不足がもう一つの理由。

良かったところとしては、やはり監督のJ・C・チャンダー。本作は微妙に低評価にしたけれど、彼のヒリヒリした空気感の演出力は注目に値するのではないだろうか。小技に頼らない王道で重厚さを出せるのはイイ。
ベン・アフレックあたりがなりたい監督の姿のような気がする。

哀愁や不条理さを感じることができる作品なので、評価する人の気持ちはわかるけど、できればもっと若い俳優で見たかったな。
レッドフォードだとお年寄り過ぎて、観賞後に得られるもの悲しさやカタルシスのようなものが彼の年のせいなのか難破のせいなのかわからんもん。

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つとみ

5.0自分と向き合うことの大切さがよく分かる素晴らしい映画

2023年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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松村 訓明(まつむら のりあき)

2.0遭難する映画によくある展開でこうなるだろうなと予想すると本当にそう...

2023年1月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

遭難する映画によくある展開でこうなるだろうなと予想すると本当にそうなる
結局遭難とはこうだろうと考えた時同じ発想になってしまうのか
本当に遭難した人間にしか分からないからリアルではないが無力さはよく出てる
ひたすら静かで台詞ない
海って怖いなと改めて思った
面白いかは分からない普通
2年前の録画を観た

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コルチゾるくん

3.0海で1人遭難したら、どうする?

2021年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

インド洋で遭難した老いたヨットマンの孤独な戦いを描いた作品です。

■SEIKO ダイバーズウォッチに目が行ってしまうw
SKX009KDのラバーベルトタイプのダイバーズウォッチを右腕にしている主人公。
うん。素直にカッコイイと思う。
日本の時計も捨てたものじゃないことがアピールできますね。

■とにかく静かな映画
登場人物ただ1人。BGMもほとんどなくて、とにかく静か。
でも大海原に1人ぼっちという気分にさせてくれる良い演出だと思う。
セリフは殆どなくて、冒頭の語りと・・SOSを無線で知らせる時・・・
悔しくてクソッ!!!と叫ぶ時・・・船に助けを呼ぶ時。これだけです。
淡々としてる静かな映画なんだけど何故か引き込まれます。

■頑張れ!おじいちゃん!
歳の頃60代か70代か??という感じの、お爺ちゃんは割と冷静に対処していくのですがヨットが沈むときの、なんとも言えない表情が切ない(´;ω;`)ウゥゥ

■飲み水の集め方勉強になる
なるほど。。。そういう集め方あるのね。

■もし海で遭難したら何が一番必要だろうか??
発煙筒でも花火でも気づかれず・・
せっかくのチャンスを2回も逃すなんて・・・もう地獄すぎるわ( ノД`)
疲れきった身体では大きな声もでない。。でっかいスピーカーも欲しいなw
大型船見つけたら早く行動しなきゃだね。
近いと逆に気づいてもらえないから数キロ先から
行動してたら気づてもらえてたかも。

■衝撃のラスト
いや燃やすのいいけど、そんな救命ボートの端っこでしたら火が燃え移る。。
あ~あ言わんこっちゃない。。いや・・もしかしたら一か八か?!
わざとボートごと燃やしたの???!!!
海に身を投げ沈みゆく、お爺ちゃん。。。
しかし救命ボート炎上して気づいてもらえた。
いや~でもこれ助かったでいいんだよね?
力尽きて沈んでないかなぁ・・・ほら彼のHP0に等しかったし。
火事場のバヵ力で泳ぎきったよね、きっと・・。
そもそも、ライト照らして助けにきた人・・あれ幻覚だったりしないよね?!!
ちゃんと助けられたとこ観ないとスッキリしないな。

ちょっとモヤモヤする終わり方ですが・・
最後の最後まで諦めない気持ちを教えてもらった。

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Leo★/R
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