劇場公開日 2014年3月7日

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「感動というより衝撃。」それでも夜は明ける peanutsさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5感動というより衝撃。

2014年3月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

‘大統領の執事の涙’も黒人奴隷の話だったけど、こちらは悲惨な部分をこれでもかと見せられる実話にもとずいたお話。
昔テレビドラマでマンディンゴとかあったけど全然見たことなかったので奴隷制度のことは授業で聞きかじったくらい…。
少し前の時代の話だけど、ここまで差別されている時代があったんですよね。‘自由黒人’っていう言葉も初めて聞いたけど、白人と黒人だけでなく、黒人の中にも人種差別があったんですね。
しかし、誘拐して奴隷にしちゃい、それを正として成り立たせていたなんて、北朝鮮と一緒。誘拐されて奴隷になったら自己をなくしてどこまで生きていけるのか、この時代の黒人の悲壮感がこれでもかと伝わります。
主人の白人たちも千差万別。ひどい主人についたらもうどうにもなりません。
‘それでも夜はあける’むちゃくちゃぴったりな邦題でした。

peanuts