劇場公開日 2014年8月16日

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「つまらん・・・(´・ω・`)」ホットロード ▼・ᴥ・▼ marronさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0つまらん・・・(´・ω・`)

2020年4月4日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

原作が1980年代の漫画だから色々古臭いんだけども
それより色々おかしいよね??

■中高生に見えない
この作品の宮市 和希 (能年玲奈)は14歳の設定。当時の能年玲奈ちゃん21歳。
そして春山 洋志(登坂広臣)は劇中では年齢を明かしてませんが16歳。
当時の登坂広臣さん27歳。
はい無理がありすぎます。
原作に忠実にしようと思うならキャスト変えるべきだったでしょう。
原作者の紡木たくさんがこの2人だから実写化を許可したそうですが
何故に??・・違和感しかなかった。

■中学生が喜びそうな内容
暴走族に恋するちょっと背伸びした中学生。
初めて人を心から好きになり愛おしいという気持ちを知った喜び。
自分の心の弱さを受け止めてくれる人。
そういうのは中学生が好きそうな内容ですね。
大人にはつまらなさすぎました。

■暴走族を美化しすぎ
やんちゃした反抗期の思い出を美化した気持ち悪い作品。
美化した湘南、美化したバイク、美化した族に美化した彼氏、
そして美化したアタシ。
きっと80年代は、そういう妄想が流行ってたんだろなw

■ツッコミどころ満載
朝から蟹食べて食中毒。
母親役(木村佳乃)の行動が不可解。
いつの間に校門でイチャイチャするくらいまで愛が深まった?
スカートの丈を長くしただけで不良にしてしまう安易さ。
伝わるはずのない子猫に伝言。などなど・・

最後に尾崎豊の曲は時代背景と合ってて良かったですね。
むしろ『15の夜』のほうが良かったんじゃない?w
尾崎豊の曲は悪いことを美化してる風潮がありますよね。
盗んだバイクで走り出したり、夜の校舎窓ガラス壊して回ったり、
自分の弱さや未熟さを他人のせいにして、
そんな反抗期時代を美化している。
尾崎豊チョイスはまさにこの映画にピッタリでした。

Leo★/R