家政婦ラケルの反乱

解説

リストラの危機に直面したベテラン家政婦の奮闘を描き、サンダンス映画祭をはじめ世界各地の映画祭で話題を集めたチリ映画。20年以上にわたってバルデス家に仕えてきた住み込み家政婦ラケル。無愛想だが働き者のラケルに厚い信頼を寄せる雇い主は、近頃体調を崩しがちな彼女を気遣って若い家政婦を助手として雇うことに。しかしラケルは自分がお払い箱になるのを恐れ、新入り家政婦たちに嫌がらせをして次々と追い出してしまう。そこで雇い主は、ラケルよりも歳上の家政婦を雇うことにするが……。2010年・第7回ラテンビート映画祭および13年・第10回同映画祭で上映。

2009年製作／96分／チリ・メキシコ合作
原題：La nana