サミュエル・L・ジャクソン in ザ・チャンプ　伝説のファイター

実話ベースの映画なんで、結構ハードル上がってたけど、期待以上に良かった。サミュエル・L・ジャクソンがコメディ要素より、哀愁感漂う演技やってるのが珍しかったかな。ただ、ボクシング映画というより、記者（ジョシュ・ハートネット）の方が目立ってる作品。まあ、いずれも全然アリやったけど。

中盤に「どんでん返し」があるけど、それで「全員不幸になる」のも、米国映画に多い「無理矢理感のある展開」を、見飽きてるせいか、ちゃんと画面に引き付けられた。ラストも予想付かなかったし、「ハッピー・エンド」じゃなく、ちゃんと「地に足のついた終わり方」で良かった。

どっちかというとジョシュ・ハートネットin な内容。新聞記者のヒューマンドラマ。良作品。

息子にかっこよく見せたいために、見栄を張ってきた記者が、背伸びをせずに生きることを学び、再び息子の信頼を勝ち取るストーリーで、自然体で生きることの大切さを学びました。