劇場公開日 2014年1月31日

  • 予告編を見る

「【「このペンを売れ」のくだりに学びが詰まったエンタメ作品】」ウルフ・オブ・ウォールストリート 3104arataさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【「このペンを売れ」のくだりに学びが詰まったエンタメ作品】

2020年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

知的

・元株式ブローカーであるジョーダン・ベルフォートの回想録「ウォール街狂乱日記 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生(Catching the Wolf of Wall Street)」を元にした回想録映画。株式ブローカーとして成功し、金持ちの生活を謳歌し、薬にもはまり、逮捕されて、出所するまでをまとめた映画です。これをマーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオのコンビが製作する、という観る前からワクワクする映画です。

・物語自体はテンポよく進んでいくドキュメントコメディのような映画で観やすいです。詐欺をしている事実があるのにもかかわらず、周囲の人間関係を覗き見ることで、不思議と主人公ベルフォートに共感してしまう妙。なぜか「根はいい人」に見えてしまうんですね。

・何よりも、私にとってこの映画は一つの学びを得れた喜びに集約されました。それは、「このペンを私に売れ」というベルフォートのシンプルな問い。みんな一生懸命、ペンの良い所をアピールしてみますが、答えはNo。ここで学べることは「需要と供給」。とてもシンプルな事だし、理解はしているけれども、なぜか誰もが実践していない「かなめ」を教えてくれます。答えを書きたいところですが、それは我慢して。皆さんも想像して映画を観て答え合わせしてみてください。なんてことない回答ですが、これが日常生活でさらっと体現できれば、きっとあなたもお金持ちになれるかも?!笑

・総じて、エンターテイメントとしての見易さがありつつ、学びのあった映画だったので非常に満足させていただきました。ありがとうございました。

#映画 #回想録 #コメディ #コメディ映画 #金持ち #爽快 #なぞかけ #学び #金持ちになる方法 #マーティン・スコセッシ #レオナルド・ディカプリオ #ジョーダン・ベルフォート #株式 #投資家 #投資家映画

3104arata
かせさんさんのコメント
2024年3月8日

ペンの売り込みのエピソード、ゴールドラッシュで一番儲けたのは地面を掘るツルハシ売りって逸話を思い出します。

かせさん