劇場公開日 2013年12月13日

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「壮年男性の悲哀を描いた物語」鑑定士と顔のない依頼人 よしさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5壮年男性の悲哀を描いた物語

2020年3月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

堅物でセレブの凄腕鑑定士が、広場恐怖症の女性からの依頼を受け、いつの間にか女性に翻弄されていくストーリー。

サスペンス色はありますが、本題は女性に翻弄される壮年男性の悲哀を描いた物語です。個人的にはあまり好きなジャンルではありません。しかし、「映画全般に登場する芸術の素晴らしさ」、「上流階級ならではの所作」、そして「傲慢でプライドの高い主人公が翻弄される説得力のある展開」は興味深く、面白く感じることが出来ました。
それでも、サスペンスの設定としては無理があり過ぎて、雑に感じたのも事実です。
サスペンスとして鑑賞した私としては、やや低い評点を付けさせて頂きました。

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よし