マッドマックス 怒りのデス・ロードのレビュー・感想・評価
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乗り物好きには最高な映画
マッドマックスの作品はこれが初めてだった。アクション映画の中では評価も良かったので観ることにしたが、話の内容は展開が少なく、自分好みではなかった。ただ、映像を楽しむだけならとても迫力があり、乗り物好きな視聴者なら興奮するだろう。
唯一この映画で感心した点は、登場する全てのものにおいてアイディアが今までにないというところだ。ある意味新鮮だった。
この映画にどれだけの費用を掛けたのか気になるところだ。
生きる という事
この映画の根底にあるのは”生”の本能だ。
各キャラクターの持つ”生”の本能が行動に直結している。
生存本能の前には、理性や品性は無力だと冒頭から感じさせられる。
各シーンを細かく追うと疑問は深まるばかりだが、各シーンをある程度大雑把に見るとこの上ない爽快感を得られる事だろう。
破壊的な映像美⁉︎
環境破壊により砂漠化した地球の未来。
これまでのマッドマックスを観たことがなかったのですが、話題になっていたので、この「怒りのデスロード」だけ観ちゃいました(笑)
ストーリーを楽しむというよりは、映像を楽しむといった感じです。
デコトラのような車を自在に運転し、カーチェイスでデッドヒートを繰り広げる展開にハラハラドキドキしました!
中でも炎がバンバン飛び交うのは初めてだったので興奮しました!
また、登場する人たちの独特な服装にも注目です!
女性男性関係なく、坊主にしたり、全身白塗りだったりびっくりなことばかりでした!
最高。
説明が少ないので単なるカーアクションばりばりのエンタメ映画と捉えられてしまう節もあるようですが、少ない台詞の中でかなり詳細に世界観や登場人物の内面を描いている。
この世界はかくかくしかじかで、って説明や「俺はこう思ってるんやー!」って露骨な説明が欲しい人には向かないかな。
細かなシーンにも色々な情報がつめこまれているので、何度も観るべし。
マザーミルクも称えよ‼
新文芸坐にかかっていた時から観たかったのだが、なかなかタイミングが合わず劇場で観れていない。
先日読んだ「木根さんのひとりでキネマ」でも本作への愛が語られており、我慢できずBD をレンタル。この漫画、年齢も性別も好きな映画のジャンルも異なる主人公の思いにひたすら首肯してしまう。映画ファンの精神構造を実によく描けている。
で、マッドマックスに戻る。
生きる為のエネルギーや栄養源を人間の生体に頼らざるを得ない核戦争後の世界。支配者層の為の貴重なタンパク源として、肉付きのよい女性の乳房から搾乳している「牧場」が登場する。
観ながら食べていた、最近お気に入りのローソンの無添加アイスが、この画を見て格別の味わいに変わった。甘いミルクアイスが口中に広がる感覚と、トラックの横腹から注ぎ出す「マザーミルク」を飲むマックス。V 8も称えなければならないが、マザーミルクもまた称えなければならないのではないか!
また、映画に登場する車両は、あの姿で自走するのだとか。本当の主役はそのクルマたちである。マックスやその他の人物たちは、車両をストーリーで活躍させる狂言回しに過ぎないのかも知れない。
荒唐無稽なクルマたちが砂漠をひた走る。それらを舞台に繰り広げられる殺戮。気持ちいいほど他の要素は削ぎ落とされている。
少し前まで、娯楽映画はこんなだった。
馬鹿馬鹿しい設定に対して、作り手側が本気になってリアリティーを追及する。観客の求める時空を超えた映像体験を、どのような演出によって実現するのか。
考えていることはほとんどそのことだけだった。そこへ労力と金を注ぎ込むという酔狂。であればこそ、大の大人が夢中になって映画館の闇に浸っていたのだ。
行って、帰ってくる。ただそれだけの直線的なプロット。
敵と味方。男と女。強者と弱者。という単純明快な二分法。
政治的な正しさとか、マイノリティへの配慮などここでは必要ない。それらについて語る映画は、またその価値があるし、そうした問題意識を持った映画もまた必要だが。ここでは必要ない!
久し振りに画面を呆けて見続けた。
ただ、ただ、カッコいいだけ
吊りギター とウォーボーイ
最高にカッコいいキャラクターとキャラ設定
こういう世界観のキャラや設定は
ギャグ過ぎてダサかったり
練り過ぎてダサかったり
本当に良いポイントを突くには非常に難しいと思います。
古くなく焼き増しでもないのに、しっかりとマッドマックスしていて楽しめました。
目まぐるしく変化する展開に楽しませられました。 BGMも最高で、ま...
目まぐるしく変化する展開に楽しませられました。
BGMも最高で、また映像もきれいで素晴らしい。
キャラクターの表情から伝わる感情が、
言葉少なくとも感じ取れるものがありました。
かっこいいのは確か
評判良いのは知ってたけど正直あんまり面白そうに見えなかった。ドカボカやるだけならたいしたことないやろと。
みてみると、
結局期待をちょっと超えられたぐらいかな。
主人公の無口さは最後までかっこいいけどおもしろくはないよね笑笑 トニースタークとかみたいにジョークばっか言うおしゃべりの方がおれは映画的には好き。
でもカーアクションは確かに最高やった
V8!!!!!!!!!
この映画に同じ時代で出会えたことに感謝しています。もう何人もの人がこの映画についての評価を打ち出している。僕が言うことは何もないでしょう。
とやかく言うのは飽き飽きだ、只々お気に入りの座椅子に腰掛けビールと言うニトロを胃にブチ込み自分の中のV8が唸る。俺の中のMADが今日もFury Roadを駆け抜ける。
ジョージ・ミラー監督貴方こそ僕のイモータン・ジョーです。本当にありがとうございました。
映画だからこそ意味のある感情表現
劇場でこれを見なかった俺は、ホントに大馬鹿野郎だ!そう思わせる映画でした。キャラの台詞は少ないし、ストーリーの進み具合も随分シンプル。けれどもカーアクションと爆破の連続に見てる僕はハラハラしっ放しでした。でもそこでどんどん湧き上がるテンションw。
キャラも強烈で印象深い者ばかり。それはやっぱりキャストの演技のおかげです。トム・ハーディ版のマックスには奥底に人間らしさが感じられ、メル・ギブソンとはまた違った好感を持てました。シャーリーズ・セロンも本当に名女優!彼女の役作りがよりフュリオサというキャラを強く生かしていたと思います。とにかくどのキャラも好きすぎてここだけでは語りきれない!ちなみ吹替版もマッチしてました。グッジョブ。
中身のない映画という人の意見も確かに否めません。ただこの映画全体での感情表現を台詞やドラマだけでなくアクションであらゆる感情の高まりを表現してるところから、これは映画にしかできないことだと思いました。それを今の技術を使いつつ、昔の良いところをフォースの覚醒のように引き継いだこの映画は
100点!続編希望します!
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