「メル・ギブソンも出たかった!と思ったのでは」マッドマックス 怒りのデス・ロード Yukさんの映画レビュー(感想・評価)
メル・ギブソンも出たかった!と思ったのでは
絶望と暴力しか残っていないような凄まじい終末感。小学生の頃、地獄と化した世界の夕闇にマックスが1人取り残されるラストには心底震え上がった。観た人間の心に爪痕を刻み込む強烈な映画である。
その最新作も期待を裏切らない内容だったし、演出や迫力も昔よりパワーアップ。何よりシャーリーズセロンの存在感が作品全体を押し上げている。これならメルギブソンも出たかった!と思ったのでは。
ついつい褒めたくなるけど、やっぱり暴力が過ぎるし、自分の子供には当分観て欲しくない映画。
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