きっと、うまくいくのレビュー・感想・評価
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たくさん笑って、たくさん泣ける
様々な映画紹介ブログなどで「面白い」と評判の映画。スティーブン・スピルバーグも「三回見た」と絶賛する内容です。以前から観たいと考えていたのですが、今更ながら鑑賞いたしました。
結論から申し上げますと、私の映画史上間違いなくトップクラスに入る名作です。本当に面白かった。コメディ作品として笑える部分は腹抱えて笑えるし、感動する場面は涙出るほど感動できるし、映画全体を通して脚本が綿密に組まれていて伏線回収も綺麗で素晴らしかった。2時間50分という非常に長い上映時間の映画ですが、観ておいて絶対に損はないと思います。万人におススメできる作品でした。
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インドの理系大学の最高峰であるICE工大の寮で同室になり仲良くなった、ランチョー、ラジュー、ファランの3バカトリオ。彼らが大学卒業してから10年間もの間、ランチョーは音信不通になっていた。しかし、ランチョーの居場所が分かったとの情報を聞きつけたラジューとファランが大学時代の同級生であるチャトルと共にランチョーを探すことになった。ランチョーに会いに行くまでの道中、彼らは車の中で大学時代の思い出を語り合うのだった。
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現代と大学時代(10年前)の二つの時系列が同時に語られるスタイルでストーリーは進行します。ランチョーに会いに行くために車に乗り込んだ三人が道中で遭遇する奇妙な出来事と、車内で繰り広げられる大学時代の思い出話から展開する回想シーン。それぞれのストーリーが単体でも十分面白い上に、二つの時系列が段々と交わってくることで伏線回収がなされる部分は非常に見応えがありました。2時間50分という長い時間にも関わらず、飽きることは全く無く観ることができます。
上映時間の長さの割には登場人物が少なく、一人ひとりのキャラクターが深く掘り下げられているため、各キャラクターが立ち向かう困難や葛藤に感情移入して観ることができます。インド映画にありがちな唐突にミュージカルが始まるところも、最初は面食らいましたが、キャラクターの心情を表すために効果的に使用されているので違和感はあまり感じませんでした。
ジャンルは「コメディ映画」ではありますが、感動できる場面も多くて綿密な伏線回収も楽しめる、「コメディ」の枠には留まらない様々な要素てんこ盛りの作品でした。
多くの困難や葛藤に立ち向かい、それらを乗り越え、最後にはハッピーな気分になれる。
全ての人にオススメできる名作でした。
気持ちの疲れが吹き飛ぶ笑いと涙と感動が詰まった映画。奇想天外な有り...
気持ちの疲れが吹き飛ぶ笑いと涙と感動が詰まった映画。奇想天外な有り得ない展開でも何故か納得。ボリウッドがますます好きになった。
夢は映画の中に・・
インドの超難関工科大学の寮で同室になった3人の若者の友情と成長の物語。古い因習、偏った教育論理に痛烈な風刺と改革を挑んでゆく、次々起こる難題(エピソード)を乗り越える様は学ぶことで重要なことは知識の集積ではなくそれを活かした問題解決能力と示している。
現実離れと言うなかれ、インド映画を支える決して裕福ではない多くの観客たちは映画だからこそ、そこに束の間の安らぎ、夢を求めているのだから。
かっての日本映画がそうだった、ヒーロー登場では拍手が沸き起こったものだ。苦しい生活費から子供たちに映画賃を出す親にしてみれば「面白くてためになる」ということは重要なファクターなのである。
ボリウッドのお約束、歌と踊りを散りばめて単純明解な倫理観を軸に笑いのトルネードが駆け抜けてゆく、テンポはあるが2時間50分の長丁場である。
笑いあり涙あり何でもあり
長いけど、楽しいので時間を感じさせません。笑いあり涙あり、一言で言うなら友情を描いた映画。是非とも子供達に見て欲しい。とてもおススメの映画!!ペンの事、ワングルの事、予想通りだった。
とにかく、観て!としか言えない
一言、良い映画です。ちょっとおふざけ映画風に見えるかもしれないけれど、ユーモアあり、でも深いテーマがあります。深刻そうなポーズは無いけれど、いまのIT社会に生きる人々、そしてエリート街道が身近にある人にも観てほしい。日本がなぜいまこれほど「閉塞感」に苦しむ世の中なのか、インドも共通項ありますね。これだけ自由な時代でも、生きることはなんて不自由なんでしょう。それは世界共通なのだと思いました。日本だけではなかった。アメリカドラマの「シリコンバレー」と見比べて、また違いの面白さを感じます。信頼、というものを、幻想ではあるが、信じたり裏切られたり。信頼できる裏切りや、才能とは何か、親や家の期待、いたずらの許される境界線、自死の問題など、やはり人間は皆サバイバルしています。真面目と冗談の境目、平均台の上を歩いているかのように、たっぷり笑って泣き、心に残る映画になりました。
自分の意見を持つ大切さ
インドで興行収入歴代1位、かつ評価が良く前々から気になってました。3時間長いな〜と思いつつ鑑賞してみると、あっという間の3時間でした。
社会、学校、友情に対して、流れで生きるのではなく、自分の正しいと思う意見、方向性を曲げず、発信する事の大切さを感じました。成功を追い求めるのではなく、成功は後からついてくるもの、、なるほどなと。
最後も綺麗な終わりでした。
初インドコメディ
初めて観たんだけど、すっごくハッピーな雰囲気に包まれて楽しくは鑑賞出来た。
個人的には終盤の退学になりかけた時の自殺や、本当はカメラマンになりたいとかそういう個人の願いを叶えるためのストーリーとして、そこから引き込まれた。
が、様々な評価を得るほどのものかな?と僕は思った。
そんで、最後のオチもまぁまぁだけど、内容を流し見してしまったというかあまり引き込まれなかった。
ランチョーに乾杯!
ドラマ,コメディ,ミュージカル,社会批判,全ての要素をバランス良く兼ね備えた傑作。
個人的に最高の映画だと思っている。
観客を惹き付ける手法が素晴らしい。
初っ端からファランが心臓発作(のフリ)で倒れたときは度肝をぬかれた。彼に会うためには飛行機を止めたりズボンを履くのを忘れたり…二人が会いたくて仕方がない「ランチョー」とは?冒頭から引き付けられてしまった。
そして忘れようにも忘れられない登場シーン。新入生一同が間抜けにもお尻をだして先輩の言うなりになっているところへ悠々と現れるランチョー。眉間にシワを寄せ「アーリィズウェル、アーリィズウェル」とぶつぶつ。言いなりにならない彼に怒り狂った先輩は部屋に「お小水」を掛けるが…ランチョーのほうが1枚も2枚も上手だった!痛快!
ファランとラジューの会話(現在)と回想で物語はテンポ良く進んでいく。決して飽きさせない。ハチャメチャなシーンも支離滅裂ではなく筋が通っている。総じて陽気なのに社会問題もしっかり描く。
「人生は殺し合いだ。これが、自然の摂理。」
「エンジニアは狡猾だ。脳への圧力を測る機械はつくらない。…これは自殺じゃない。殺人ですよ」
「試験は何度でもある。父親は1人だ。」
この作品から得たことは数えきれない。倫理観、友情観、恋愛観、価値観すべてを覆されてしまった。
真理を見つめだせば人生は変わるのだろう。型破り=パンクとは限らない。かくも論理的で知的な型破りだってある。
登場人物は良くも悪くも個性豊かだがランチョーがいなければ物語は成り立たない。ランチョーありきのアーミル・カーンありきの物語なのだ。
この映画に文句なんてつけられない。
あ、1つあります。ヒンディー語わからないので英語にしてほしかったです。
私の感覚がおかしいのかな?
プライムで見ました。
皆様の感想を聞いて、評価が高いので鑑賞しましたが、
45分ぐらいで見るの辞めました。
そこで終えるのはもったいないのか?と思いましたが、
これ以上面白さを感じられることができません。
逆に聞きたいのが、これ何のジャンルの映画でしょうか?
無駄に長い演出。(半分のシーケンスでいいでしょ)
変なタイミングで流れるSEと音楽、
笑いどころと感動しどころが解りません。
もしかしたら、45分以上になにか盛り上がる部分があったのかもしれませんが、私にはこの作品はこれ以上見る気にはなりません。本当は0点なのですが、
学力社会がウンタラカンタラという友情テーマなのはそこはかとなく解りましたので0.5です。
レビュー
インド映画の名作。少し長いし、インド映画に欠かせない踊りもあるが、メッセージ性や風刺などがふんだんに盛り込まれていて、幅広い世代に愛される理由がよく分かりました✨
努力に裏付けられた自由は美しいね!
『タンガル』の父ちゃん役の人
が主役と聞いていたが、出ていないじゃないですか。
えっ、主役の彼? またまたご冗談を。……で、出てた。思いっきり出てた!
学生時代のパートと現在の彼を探すパートが並行して描かれる。特にちょっとしたことが伏線として綺麗に回収されていくのに感動する。
いろいろ派手にやらかすのは、ちょっとどうなのかとも思うが、爽やか感が補って余りある。
3人の友情に大いに笑わされ、オイオイ泣かされます。 ボリウッド最高...
3人の友情に大いに笑わされ、オイオイ泣かされます。
ボリウッド最高傑作、ですね。ぜったいお奨めの逸品。(目薬使いすぎてますが・・)
アーミルカーンは間違いない
塚口サンサンで再上映をしていたので祖母と観に行きました。最高でした。
この作品はインド映画の中でもスラムドッグミリオネアと同じくらい有名なものであると思う
今回初めて観て、自分の中でトップスリーに入るくらい良い映画だった!!
インド映画特有の、派手な衣装、突然始まる歌とダンス、濃い顔、これが好きな方は間違いなくお気に入りの映画になると思われる
このくらい、かんっっっっっっぺきにハッピーエンドで終わり全伏線を回収するのはそんなに簡単なことではなく、それを為し得ている作品も少ないと思う、その数少ない作品のうちの1つであると思った
憧れの学び方ではあるが…
成績のためだけに丸暗記するという勉強法は、私が実践しているところであるから、耳の痛い話にも思えた。そしてどんなに努力しても、才能のある奴には敵わないという現実を突きつけられたような気がした。映画の全体を通して見せ場が多く、楽天的な雰囲気が流れているので、頭を空っぽにして見ることができる。
究極の楽観主義
愛、友情そして夢。
全てにおいて堅苦しく考えるのではなく大事なのは今が楽しいのか。必死になって成功を目指すのではなく、優秀に慣れば自ずと成功は付いて来る。考え方が大事なのだ。様々な選択の時、臆病な自分が居ては一歩が踏み出せない。その時に臆病な自分を無視させてくれる言葉 ”All Is Well 〜きっとうまくいく〜”。
話が大学の話だったから、自分への教訓として見ていた。
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