劇場公開日 2012年11月17日

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ボディ・ハント : 特集

2012年11月12日更新

「ソウ」や「パラノーマル・アクティビティ」シリーズが彩ってきた“秋のスリラー・シーズン”。今年は11月17日公開の「ボディ・ハント」がおススメだ。「ハンガー・ゲーム」のジェニファー・ローレンス主演、「ターミネーター3」のジョナサン・モストウ原案のスクリーミング・シチュエーション・スリラー最新作に迫る。

今年のスリラー・シーズンにはこの1本!
「ソウ」シリーズのスタッフが生み出した衝撃のスクリーミング・シチュエーション・スリラー!

ジェニファー・ローレンスが挑んだスクリーミング・シチュエーション・スリラー!
ジェニファー・ローレンスが挑んだスクリーミング・シチュエーション・スリラー!

■「ソウ」「パラノーマル」シリーズ──秋を染めてきた傑作シチュエーション・スリラー
 今年のスリラー・シーズンを染めるのは「ボディ・ハント」!

「ソウ」シリーズ製作陣とジョナサン・モストウのコラボ
「ソウ」シリーズ製作陣とジョナサン・モストウのコラボ
何が起こるか分からない……予測不能のストーリー!
何が起こるか分からない……予測不能のストーリー!

全米をホラーなテイストが包み込む10月末のハロウィン・シーズンに合わせて、スクリーミング系のスリラーを投入しスマッシュヒットを決めるというハリウッドの手法は、04年の「ソウ」シリーズの登場ですっかり浸透。毎年同じシーズンに新作を公開し、観客もそれを待ち受けるというスタイルを確立した。09年には「パラノーマル・アクティビティ」シリーズも誕生し、10年の「ソウ ザ・ファイナル 3D」で「ソウ」シリーズが終了した現在もなお、その流れは続いている。

対する日本でも、こうしたシチュエーション・スリラーのヒット作を全米と間を置かずに公開し、“秋にはシチュエーション・スリラーの新作が来る”というスリラー・シーズンを確立してきた。また、この10年のハロウィン・パーティの定着とも相まって、“仲間たちでスリラー映画を観て興奮を分かち合う”という全米の若者に近い鑑賞スタイルがポピュラーとなってきたのも確かだ。

そんな“秋のスリラー・シーズン”、またもや「ソウ」シリーズの新作は公開されない今年はいったい何を観ればいいのか? お悩みのユーザーにおススメするのが、全米でいま最も熱い視線を集めるジェニファー・ローレンス(「ハンガー・ゲーム」)主演の「ボディ・ハント」だ。全米初登場ナンバーワンをかっさらったのはもちろんだが、プロデューサーと製作チームはまさに「ソウ」シリーズを手掛けてきたこのジャンル超一流の面々。さらに原案を記したのは、「ターミネーター3」「U-571」の監督で、たたみ掛けるようなスリリングなドラマで高い支持を受けるジョナサン・モストウとくれば、もはや“死角ナシ”と言っても過言ではないはず。ファン待望のスクリーミング・シチュエーション・スリラー最新作なのだ。


■「ハンガー・ゲーム」では封印された、
 ジェニファー・ローレンスのセクシーさが炸裂!

醸し出すセクシーさに従来のイメージが覆る
醸し出すセクシーさに従来のイメージが覆る

両親の離婚で都会から郊外へと越してきた主人公エリッサを演じるのは、全米4週連続第1位のメガヒット作「ハンガー・ゲーム」で、一躍全米トップ女優へと躍り出たジェニファー・ローレンス。同作では凛とした面持ちで健気なヒロインを演じた彼女だが、「ボディ・ハント」では本来の金髪での出演に加えて、タンクトップ姿で胸元と肩を晒しての出演。離婚した母親に対して反抗的な少し悪ぶった役柄で、キツめのメイクとも相まって、観客は「え! こんなにも彼女はセクシーだったのか?」と驚くに違いない。

そのローレンスは、「ウィンターズ・ボーン」ですでにアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたほか、数々の演技賞に輝いた実力派だが、シチュエーション・スリラーで問われるのは、恐怖の中で叫び、悶え、汗と汚れにまみれて生き延びるためにもがく姿。若手屈指の実力を誇る演技力はもちろんのこと、他の作品では封印されてきた彼女の“むき出し”の魅力が、醸し出される色気とともに披露されるのだ。

本作でのローレンスの姿は、観客がこれまでの抱いていた彼女のイメージを覆すのは間違いない。ほとばしるエネルギーと炸裂するセクシーさ──「ボディ・ハント」で目撃するしかない。


■ラスト40秒、衝撃のブラックアウト
 その闇で何が起こったのか──結末は誰にも話せない!

恐るべき真相から衝撃のクライマックスへ!
恐るべき真相から衝撃のクライマックスへ!

17歳の高校生エリッサは、両親の離婚で母親とともに郊外で新しい生活をはじめるが、彼女たちが越してきた隣家では、数年前に娘が両親を惨殺して失踪するという事件が起こっていた。無人だと聞いていたその家には、残された息子ライアンが暮らしており、あるきっかけでライアンと知り合ったエリッサは、彼が純粋な心の持ち主で、町で噂されるような怪しい人物でないことに気づく。徐々に惹かれあうエリッサとライアンだったが、ライアンには、地下に厳重に“何か”を封じ込めているという秘密があった……。

ライアンが封じ込めている“何か”が本作の重要なキーポイント。エリッサがライアンの心に近づいていくごとに、徐々に、しかし確実にエリッサを取り囲んでいく恐ろしい企み……。果たして隣家の地下に存在する“何か”の正体とは? そして、ライアンの思惑とは?

物語の終盤、隣家で繰り広げられる壮絶なクライマックスでは、映画史上に残る衝撃のブラックアウト──約40秒にもわたって視界がさえぎられ、周囲を取り囲むおぞましい“音=気配”による恐怖がたたみ掛けてくる。その闇でいったい何が起こったのか? その結末は誰にも話せないほどの衝撃。やはりその目で確かめるしかないのだ。



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