劇場公開日 2012年10月27日

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「過酷な戦争の現実を実感…」高地戦 peanutsさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5過酷な戦争の現実を実感…

2012年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

‘朝鮮戦争の停戦協定が成立。しかし協定の実行はその日の午後10時からだった’
この‘戦争終了と言われて生き残ったと喜んだあとに残り12時間さらに戦って分断戦を死守せよと’いうのが主題かと思ったら、それはラストの30分でした。
133分の残りの時間は戦争の現実と、前線で何の為に戦わされるのかという戦士達のお話と、南北戦士同士のささやかな関係等が描かれていました。
相変わらず韓国映画、容赦なし。現実を厳しく描いています。
ベトナム戦争しかり、朝鮮戦争しかり、戦争を知らない世代だから命をさらけ出す戦争がどれだけ悲惨なことか物語でしか知り得ません。
誰が悪い、誰が正しい、とか言ってられない、自分が生き残るには相手を殺すだけ、それも敵味方構わず…という現実をまざまざと見せつけられます。
やっぱりすごい!韓国映画!!!

peanuts