108 hyakuhachi

劇場公開日:

解説

性的倒錯者たちの苦悩と狂気をテーマに、抑えられない人間の欲望を極限まで追及した異色の人間ドラマ。監督は、これがデビューとなる岡下慶仁。出演は、関西を拠点に活躍する劇団、チームKGBのビーバー藤森。

2005年製作/80分/日本
原題:108
配給:シンセカイピクチャーズ
劇場公開日:2006年11月4日

ストーリー

作家志望の青年・大介(ビーバー藤森)は、密かに少女嗜好の性癖を持っていた。フラストレーションが溜まる毎日を過ごす中、ある日、理性を無くした大介は、実際に少女を誘拐しようと試みるも、未遂に終わり警察に捕まる。刑期を終え、出所した大介は、一からやり直そうと新しい生活を始める決心した。ある日、刑務所で知り合った友人が、大介の元を訪ねてきた。友人は「性的倒錯者が集まるカウンセリングに来ないか?」と、大介を誘う。その性癖によって恋人からも見捨てられ、失意の大介はわらをもすがる思いでカウンセリングに参加する。そこで出会った男・宮崎に大介は共感し、彼を心の拠りどころとする。大介の生活は軌道に乗り始め、執筆活動も順調と思われた矢先、衝撃の事実が判明する。なんと宮崎は人気アイドルを密かに誘拐して、監禁していたのだった。しかし宮崎の隙を突いてアイドルは逃げ出し、それに動揺した宮崎は、自殺という道を選んだ。彼の死はミーティングを解散に追い込み、そして大介は宮崎の死を受け入れられずに、精神を半ば崩壊させる。理性を完全に失い、再び自分の性癖に順応し始める大介は、予想外の行動に出るのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く