シンデレラ姫(1947)

解説

フランス人、ペロオの昔話『シンデレラ』からソ連児童作家E・シュワルツが脚色、ナジェジダ・コシェワアロワとミハイル・シャピイロが監督した一九四七年度児童映画で、E・シャピロが撮影を担当する。ヤニイナ・ジェイモがシンデレラに扮する他、「グリンカ」のワシリー・メルクーリエフ、F・ラネフスカヤ、A・コンソフスキイらが共演。

1947年製作/ソ連
原題:Cinderella

ストーリー

ある国に王様の森番(メルクウリェフ)とひとり娘シンデレラ(Y・ジェイモ)が住んでいた。森番は後妻(ラネフスカヤ)をめとったが、彼女は二人の連れ子をして来た。シンデレラは気立てのやさしい娘だったので、まま母はそれにつけこんで彼女を酷使し、ために彼女は灰かぶりと呼ばれた。或夜王の城で王子(コンソフスキイ)のパーティがあり、まま母は二人の娘だけを連れて出かけ、シンデレラに留守番を押しつけた。彼女が言いつけられた仕事をしていると、魔法使いが現れ、用事を手伝った上、パーティに出かける魔法を授けてくれた。美しい姫の姿に変ったシンデレラは、喜び勇んでパーティに加わり王子と楽しく踊った。宴たけて、彼女はまま母の帰る時間に間に合うようにとパーティを脱け出したが、あわてて靴を片方落してしまった。残った王子は美しい娘を忘れられず、靴をたよりに彼女を探させた。まま母の連れ子をはじめ多くの少女が靴をはいてみたが誰も足に合わず、ついにかまどの傍でシンデレラが発見された。再び美しい装いに変った彼女に王子は晴れてプロポウズしたのであった。

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