レッツ・ゴー物語

劇場公開日:

解説

モニヤ・ダニシェウスキーの脚本を「土曜の夜と日曜の朝」の撮影監督フレディ・フランシスが監督進出第一作として監督。撮影監督はデスモンド・ディキンソンとロニー・テイラー、音楽はノリー・パレイマー。出演は「ウエスト・サイド物語」のジョージ・チャキリス、「悪魔の弟子」のジャネット・スコット、ほかに舞台出身のアルフレッド・リンチ、「さよならをもう一度」のジャッキー・レーン、「剣と十字架」のアシーン・セイラーなど。

1962年製作/89分/イギリス
原題:Two and Two make Six
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1962年10月6日

ストーリー

英国のフラミントン基地に駐留中の米空軍ラリー・キュラード一等兵(ジョージ・チャキリス)は、グラマーのジュリーに送られ帰隊するところをソコロウ軍曹に見つかり、謹慎を命ぜられる。が彼は抜け出し競馬で二五〇ポンドを掴む。ラリーは知り合いの令嬢宅へ行く。と突然軍曹に胸倉を掴まれた。拍子に戸棚の花瓶が軍曹の頭に落ちた。その場に軍曹は失神する。ラリーは死んだと思い、ジュリーの都合してくれたバイクでウエスト・ポートへまっしぐら。むろんジュリーも乗っていた。街道ぞいで一休み中、警官がやってきたので、ラリーはあわててバイクに飛び乗った。同時に同じ型のバイク、ジャンパーの一組もスタートしていた。気づいた時は遅かった。ラリーの荷台には金髪の愛らしい女アイリーン(ジャネット・スコット)が乗っていたのだ。ジュリーもトムとセヴンヒルスに向っていた。その夜、ラリーとアイリーンはウエスト・ポートへ着きホテルを探したが一夜の情事を楽しむアヴェックと思われ泊めてくれない。やっと場末のホテルをとれた。夜中、アイリーンが目覚めると、ラリーが彼女のハンドバッグをさぐっていた。話を聞けば密行費がなかったのだ。翌日、アイリーンとラリーは、トム、ジュリーのいるグランドホテルへ駈けつけ、ラリーはジュリーから金を取り戻した。一方、トムとジュリーは婚約した。夜もふけて行った。港の丘のベンチでアイリーンはラリーにもたれて寝込んでしまった。目覚めるとラリーの姿はなくジャンパーだけが肩にかかっていた。ポケットには基地へ帰るという手紙が入っていた。アイリーンは心からジュリーを愛し、またラリーも同じだった。愛の世界では2プラス2は6になるのである。

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