クラッシュ（1995）

解説

スタジアム・レゲエ・コンサートの裏で蠢く売上金強奪計画の陰謀を、熱気溢れるレゲエ・サウンドの洪水の中で描くサスペンス。監督は、スティービー・ワンダー等、200本以上のビデオ・クリップを手掛け、アワード・ウイニング賞も獲得している黒人監督、ビル・パーカー。製作は「蜘蛛女のキス」のキャロリン・ファイファーと、キャロリン・アリ。出演は「ユージュアル・サスペクツ」のジャンカルロ・エスポジート、ＴＶ『メルローズ・プレイス』のジャスミン・ガイほか。。

1995年製作／アメリカ・ジャマイカ合作
原題：Klash
配給：レイドバック・コーポレーション
劇場公開日：1996年8月31日

ストーリー

ジャマイカ。Ｕ・Ｓラップマガジンのフォト・ジャーナリスト、ストーニー（ジャンカルロ・エスポジート）。ミュージック・イベント“クラッシュ”の取材に訪れた。だが、今は地元ギャングのボス、リー（ルシエン・チェン）の愛人であるかつての恋人ブロッサム（ジャスミン・ガイ）との再会が、彼の運命を狂わせる。ブロッサムはストーニーに、リーの“クラッシュ”売上金強奪計画に便乗し、その金を二人で持ち逃げしようというのだ。レゲエ・サウンドの興奮、スタジアムに渦巻く熱気……。売上金を首尾よく手にしながら、ブロッサムはストーニーの前で、リーに撃たれて死んだ。