ゆかいな風船旅行

劇場公開日:

解説

2人の少年と1匹の犬と1人の老嬢が大きな気球にのってカリフォルニアの大空を北から南へと旅するアドベンチャー・ファンタジー。製作・監督はTV出身のリチャード・A・コーラ、脚本はユージン・ポインク、撮影はゲイン・レシャー、美術はピーター・ウーリー、音楽はボブ・アルシバー、衣裳はイーディス・ヘッド、空中撮影コーディネートはディーン・エンゲルハートが各々担当。出演は「旅情」などのキャサリン・ヘップバーン、ケビン・マッケンジー、デニス・ディムスター、名犬オビーなど。

1977年製作/90分/アメリカ
原題:Olly Olly Oxen Free
配給:東宝東和
劇場公開日:1978年5月13日

ストーリー

アルビー(ケヴィン・マッカーシー)は空中曲芸師だった死んだおじいさんサンタスキーの血をひいて大空が大好き。そして親友のクリス(デニス・ディムスター)とおじいさんの誕生日の日に気球を打ち上げるという計画をたてる。くずもの置場で材料を安く手に入れようとするが一人暮しのミス・パット(キャサリン・ヘップバーン)はどうしても売らない。しかしアルビーがサンダスキーの孫だと知ると、材料を提供し、しかも計画に参加する。家の裏にある温室でこっそり作業は行なわれ、失敗などを起こしながらも完成し、サンダスキーの似顔絵が描かれた『ザ・グレート・サンダスキー号』は3人と愛犬ジョシュアをのせて大空の旅に出た。ところが、途中でガスがなくなり落ちはじめ、ハリウッド・ボウルの野外音楽堂のド真ん中に着陸。すると、客席からは大喚声が起こり、約束のおじいさんへのプレゼントを果たした。

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