ムーン・パイロット

劇場公開日:

解説

ロバート・バックナーの原作をモーリス・トムブレーゲルが脚色、テレビ映画の監督ジェームズ・ニールソンが監督した宇宙もの。撮影はウィリアム・スナイダー、音楽はポール・スミス。出演は「テキサス・レンジャー」のトム・トライオン、「パリジェンヌ」のダニー・サヴァル、「罠にかかったパパとママ」のブライアン・キース、ほかにエドモンド・オブライエン、ボブ・スウィーニーなど。

1962年製作/アメリカ
原題:Moon Pilot
配給:日本RKO
劇場公開日:1962年8月11日

ストーリー

人工衛星中央管制室--アメリカ宇宙飛行士の大先輩バネマン少将(ブライアン・キース)や空軍長官、上院議員らが計器を前に緊張した面持ちでいる。月を3周したロケットが地球に帰還し始めたからだ。降下予定地点の上空で待機中の飛行機が落下傘で降下してきたカプセルを空中収容した。カプセルをのぞきこんだリッチ・タルボット大尉(トム・トライオン)の生還だの声に歓声が上がった。中から出てきたのはリッチの友人、チンパンジー君だった。その夜、バネマン少将は宇宙飛行士を集め人間月ロケットの打ち揚げ計画を発表、パイロットの志願者を求めた。誰も手を上げない。と、リッチは友人の悪戯のため思わず立ち上がり心ならずも指名される破目になった。彼は3日間の休暇をもらい故郷へ。その飛行機の中で気分を悪くしたところへリラエ(ダニー・サヴァル)という美人が現れ錠剤をもらった。が、美人の挙動はどうもスパイくさい。リッチは飛行場へ着くや一目散に母のところへ。が、そこにもリラエは現れる。リッチは女スパイ現ると少将に電話、駆けつけたFBIにサンフランシスコのホテルに閉じこめられる。が、ここにもリラエが現れてリッチは仰天。余りの不思議さに彼女の素性を聞くと、生まれはベータ・リラエなる遊星、月へ行くリッチを無事に飛ばせるための特殊塗料をもって助けに来たという。リッチは基地へ戻り、少将に要求してカプセルにその塗料をぬらせた。月ロケットは発射された。リッチからの連絡に耳をすませる少将の耳に突然リッチの声とともに女性の甘い声が聞こえてきた。

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