マミー(1930)

解説

「シンギング・フール」「ジャズ・シンガー(1927)」と同じくアル・ジョルソン氏主演映画で、米国ジャズ音楽界の大家アーヴィング・バーリン氏が原作を執筆し、ジョルソン氏が歌う歌曲をもものし、「激流恋をのせて」「踊子をめぐりて」のゴードン・リグビー氏と「流行の寵児」「殺人街」のジョセフ・ジャクソン氏が共同脚色し、「ノアの箱船」「大地の果てまで」のマイケル・カーティズ氏が監督し、「ノアの箱船」「踊子をめぐりて」のバーニー・マクギル氏が撮影したものである。助演者は「熱沙果つるところ」「踊るカレッヂ」のロイス・モーラン嬢を始め、「クラック将軍」のローウェル・シャーマン氏、「母ぞよく知る」のルイズ・ドレッサー嬢、「悪魔の日曜日」のホバート・ボスウォース氏、「サンダーボルト」のタリー・マーシャル氏、ミッチェル・ルイス氏、スタンリー・フィールズ氏、等である。

1930年製作/アメリカ
原題:Mammy

ストーリー

メドウズ・メリー・ミンストレルズと名乗る緞帳芝居の一座は御難続きで破産に瀕していた。一座の端役者のアルとトンボーは座長メドウズの娘ノラを張合って飽きずに鞘当を続けていた。が当のノラは立役者のウェスティーに乙女心を燃やしていた。ところでその果報者のウェスティーはひどい浮気者で、女には目がなかったが1人の女を守ることは出来ない男であった。だから座長の娘に手をつけて知らぬ顔もできないところからウェスティーはノラの思慕を軽くあしらって相手にならない。こんな複雑な関係で一座は旅から旅へと渡っていたが、或る町で奇特なシェリフが見物に来て、一座に金を貸してくれたので芝居は繁昌しだした。アルはノラを口説き続けて、恋が叶わなければせめて舞台で彼女の相手役を勤め度いと懸命になっていた。ノラを振り続けていたウェスティーは何を思ったかノラとアルとが婚約したと言い觸らした。アルは一座にいても出世の望みがないと思ったか辞職を決して送別会を催した。アルは酔払ってトンボーのインチキ骨牌に負けてしまったが、ウェスティーはアルを介抱した。ウェスティーはトンボーに不正利得を返すことを約束させたので、恨みに思ったトンボーはアルの拳銃に実弾を装填して置いた。それを知らぬアルは舞台でウェスティーを傷つけ牢屋にぶち込まれた。がウェスティーを見舞に行くことを許されて病院へ行った帰途、護送車が衝突したのでアルは逃走して故郷に帰った。そして再び故郷を後にし或る町で懐かしい一座と出会った。その時はトンボーの罪状が知れていたのでアルは帰参が叶った。そしてノラの愛を捷ち得たアルは意気揚々と町まわりの行列で練り歩いた。

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