美女と闘牛士

劇場公開日:

解説

ジョン・ウェイン「硫黄島の砂」が自ら設立した独立プロの第1回作で、メキシコにロケした闘牛映画1951年度作品。自身闘牛士である監督者バッド・ボーティカーとレイ・ナザロの原作よりジェームズ・エドワード・グラント「硫黄島の砂」が脚色、撮影はジャック・ドレイパー、音楽はヴィクター・ヤング「リオ・グランデの砦」の担当、闘牛場面の編集にはジョン・フォードが当たったといわれる。出演者はロバート・スタック「無法地帯」、ジョイ・ペイジ「キスメット(1944)」、ギルバート・ローランド「タルファ駐屯兵」、ヴァージニア・グレイ「明日なき男」、それにルイズ・キャストロはじめメキシコの闘牛士たち。

1951年製作/アメリカ
原題:Bullfighter and the Lady
劇場公開日:1952年11月29日

ストーリー

休暇旅行でメキシコ・シティにやってきたブロードウェイのプロデューサー、チャック・リーガン(ロバート・スタック)は、メキシコの闘牛士マノロ・エストラーダ(ギルバート・ローランド)と親しくなった。闘牛の荒々しいスリルに刺激されたチャックはマノロに闘牛技術の教授を乞うたが、それはアレナ(広場)の興奮の焦点にたった闘牛士ぶりを、美しいメキシコ娘アニタ(ジョイ・ペイジ)に見せたいためでもあった。訓練が進むにつれて彼は厳しい闘牛精神を理解するようになった。副闘牛士としてようやくアレナ出場の望みがかなったチャックは、猛牛の正面攻撃を受け危険にさらされた。飛び出してチャックを救おうとしたマノロは、猛牛の角をうけて倒れた。名闘牛士の命を奪ったアメリカ人の軽率をアニタはじめメキシコ人たちは憎んだ。苦しんだチャックは自らの血を流そうと決心し、当代一の猛牛に戦いを挑んだ。アニタに別れを惜しんで、アレナにおもむいた彼は、みごとにその猛牛をしとめることができた。賞賛の拍手をおくる観衆の中には、アニタの姿もあった。

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