拳銃の嵐

劇場公開日:

解説

「テキサス警備隊」「西部の無法男」と同じくジョセフ・ケインが製作・監督し、ウィリアム・エリオットが主演する1948年作品の西部劇。クレメンツ・リプリーのストーリーを彼自身とジェラルド・アダムス「テキサス警備隊」が共同脚色し、「進め幌馬車」のウィリアム・ブラッドフォードが撮影を、ネイサン・スコットとアーネスト・ゴールドが作曲を担当。共演者はジョン・キャロル、キャサリン・マクロード、ジョセフ・シルドクラウト、アンディ・デヴァイン、エステリータ・ロドリゲス、ヴァージニア・ブリサックら。

1948年製作/アメリカ
原題:Old Los Angeles
配給:セントラル
劇場公開日:1951年6月19日

ストーリー

1948年、ゴールド・ラッシュのロサンゼルスに金鉱を探るべく、ビル(ウィリアム・エリオット)は弟を頼ってやって来たが、酒場の主人であり保安官でもあるサヴァリン(ジョセフ・シルドクラウト)から、弟が先頃何者かに殺されたと聞いて悲憤やる方なかった。ビルはその酒場の乙女マリー(キャサリン・マクロード)に好意を寄せ彼女の紹介でジョニー(ジョン・キャロル)とも相識ったが、彼のダム襲撃の企てを嗅ぎつけたビルは、ジョニーが無法者であり、またサヴァリンも口先ばかりの善人で、実は腹黒い野心を持っていることを知った。弟の仇を探すビルは、とある事情から愛するマリーに疑いを持ち、故意に彼女に金の隠し場所を教えた所、案の定ジョニーがそこを襲い、ビルは待ち構えて彼を捕えた。しかしジョニーは、護送される途中逃走し、彼は一味のサヴァリンをも、野望の妨げとて拳銃を浴びせた。瀕死のサヴァリンから、弟を殺したのはジョニーだと聞かされたビルは、遂にジョニーに正義の弾丸を浴びせ、町には再び平和が蘇った。今は自らの非を悟ったマリーとビルが結ばれたことも勿論である。

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