私が、生きる肌のレビュー・感想・評価
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いや、これ凄い映画なんだけどさ…
凄い映画なんだけど、
もう少し先が観たい。
正直、これまだ第一章でしょって思っちゃった。
でもそれはやっぱり、
現代の概念で観ているからで。
これ2011年の映画ですよ。
「彼は秘密の女ともだち」が2014年、
「ナチュラル・ウーマン」が2017年。
そう考えると、とんでもないのかもな。
多分、監督自身は人体とか肌に興味がありそうだし。
でもやっぱりあのラストシーンの先で、
母親がどんな事言うのかは見たい。
もっと言えば、どうやって自分の人生に戻っていくのかが見たいのよ。
期待していただけに。
TSUTAYAでレンタルしてチラ見しました。
ネットで2chまとめサイト(狂気じみた映画BEST!云々..)とか見て、初めて聞いたそのタイトル、そのストーリー展開に期待して観ましたが、いまいちモノ足りなかったかな。
ストーリーのアウトラインだけ聞くと、ものすごく狂気的で且つ、猟奇的な映画だと思ったんだけどね。映像美も画角とかも、もちろん問題なく上質だし、バンデラスという一流俳優出てるし、女優さんは奇麗だし..だからこそ、自分的には非常に期待していただけに、そのぶんガッカリ差も大きかったです。
けどそれは監督が超一流監督だからこそだよね。ストーリーの狂気さを、その手腕の上手さが殺してしまっていて、こその雑味もなくて少し退屈。
見ている自分の感情の起伏もラストまでほぼ平坦に進んでいきました。
他の方のレビューはいろいろと書かれているけど、私的にはとても退屈でした。
~劇終~
亡き妻を造る・・・
面白い邦題をつけましたね♪ すごい物語ですねえ~、男を監禁して妻そっくりに手術して抱いちゃうんですから・・人はみんな大なり小なり変態ですが(笑)、これはかなりの・・変態?狂気?どちらかな?どちらもかな(笑)
何よりも強い人肌の研究に没頭する主人公。 目的は亡き妻を創造するこ...
何よりも強い人肌の研究に没頭する主人公。
目的は亡き妻を創造すること。研究のために人体実験を行う。
この映画は展開も衝撃的だし、何よりも主人公の強い復讐の力に圧倒される。
ただ亡き妻を再現するだけでも狂気を感じるがそれ以上の狂気がこの映画にはある。観ていて少しグロテスクな場面もあるが非常に引き込まれていった。最高のサイコだと感じた。
視覚よりも精神的にやられる。柔らかな狂気。柔らか、な部分が実は一番...
視覚よりも精神的にやられる。柔らかな狂気。柔らか、な部分が実は一番危なかったり。思い出しただけでゾッとする。サイコ系苦手な私がきちんと観れるくらいだから、本物のサイコ好きには物足りないかな?、、
予想の斜め上をいくとはこの作品のこと。原作読んでないけれど、本のほ...
予想の斜め上をいくとはこの作品のこと。原作読んでないけれど、本のほうも凄そう。ラストはそりゃそうだと思うものの、他は全然思いもよらない。斜め上って観た人みんなが言いたくなるとおもう作品。
スペイン人が変態なのか? ・・アルモドバルが変態なのか?
◇アルモドバル作品には・・
イイもの/ワルイものが有る。
◇変態にも・・
市民権得たものと/そうで無いものが有る。
本作は、共に後者だ( ´Д`)y━・~~
>俺も、結構イケるクチだが・・さすがに・・コレは(・Д・)ノ?
●トークトゥハーはイッてた。
●ボルベールや●オールアバウトマイマザーや●抱擁のかけらは素敵で・・
本作はどちらだ(´・Д・)」?
星☆評価は・・
DVD¥80基準で(*^^)v
DVD買う度 ◎
モ1回見たい度 ◆◆
おすすめ度 ****
デートで見る度 ◇◇
ちなみに・・
近親と/複数と/お尻で/同性と・・
アルモドバルは何でもアリ(; ̄ェ ̄)
恐いス(´・Д・)」
◎ネタバレ無き前半30分アラスジ◎
主人公は天才整形外科医・・
彼は自宅兼医院で特殊な患者と暮らして?いた。
モラルを越えてまで、その成果を果たしたかった研究とは?
患者は何故?この医院に居るのか?
本作・・
度肝抜かれますよ~Σ(゚д゚lll)
究極に歪められた愛の結晶
奇想天外なストーリーと、マリサ・パレデスの裸体に惹かれて、劇場へ向かったが、案の定、途中で寝てしまった。
《酒を呑むなら映画の後》という前回の教訓が全く活かしていない自分の愚かさを嘆いても仕方ない。
しかし、そもそも美容手術に取り憑かれ歪みきった主人公に感情移入できないもどかしさが更なる睡魔を引き連れていった。
女性に向かって、様々なサイズのぺニスオブジェを強要する悪趣味なエロスも拒絶反応の一因と云えよう。
物語が進展し、理想の女性が完成するに連れ、彼女の正体が実娘の犠牲を踏まえて明らかにされる。
そんな悲痛まみれの真相は、凶行云々というより、作品全体を不可解な眼で迎えさせるに充分だった。
『トークトゥハー』でもそうだったが、アルモドバルの描く官能的世界観は理解しがたい濃さが詰まっていて苦手やなと改めて思った。
全身手術に暴走する人間の悲劇という点では、『ヘルタースケルター』よりは見応えあるかな。
こういうパンチの効いた映画は、先ずアルコールを抜いてから観ないとアカンな…とビールがたっぷり溜まった腹をさすりながら痛感した帰路であった。
では、最後に短歌を一首
『憎しみを 刻みて紡ぐ 過去と愛 生け捕る螺旋 神に背いて』
by全竜
おいでよ へんたいの館
観賞前から倒錯寄りの映画という情報は入ってました。
「亡き妻の再現をする為にどっかから他人さらって来て皮膚移植施す」って筋書き時点でマッドサイエンティスト臭漂ってる訳ですから、倒錯には倒錯なんでしょうけども。
なんでしょうけども。
中盤ですね。
いやいやいやいやちょっとちょっとちょっとちょっと、何でそうなりますか?何でそういう発想に?おかしいでしょ?
という、驚愕の事実を出してくる訳なんですけども、それがねぇ、こっからスタートしたのが何でそっちに着地するんですか?というマッド振り。
一見マトモに見えるバンデラス演じる形成外科医が完全に頭イッてるんですよ。常識人なのに頭イッてるからタチが悪い。
他人さらってきてあんな仕打ちして妻の似姿に仕上げ、挙句、彼女から愛して貰えると何で思ったんだろうか。何で思えたんだろうか。
その理由も、頭がイッてるからでしょうねぇ。
そしてあのラスト。そこで幕引きますか。うわー残酷だなあ。
と、まあそういう映画です。
描写的にはそこまでドギツイものは無いんですが、やってることがね、施した手術内容を聞いただけでも眩暈起こしそうでクラクラ来ます。
年齢制限のレイティングもR18+にしなかったのに驚いたくらい。大人でもキツいのに。
「寝てたらあんなことされるかもしれない!」てトラウマ一個植え付けられましたよ。
アルモドバル版「ブラック・ジャック」の悲劇
予告編だけ観ると、
かなりエロティックな印象を与えるが
本編では、その印象はかなり違った
それは、おそらくアルモドバルの色彩感覚によるもの
同じ物語を、カナダのクローネンバーグ
(戦慄の絆)や
ニューヨークのデ・パルマ
(悪魔のシスター)が撮ったら
かなり陰気な演出になったに違いない
小道具やセットの組み立て方、使い方も秀逸
顔の描かれていない裸婦像、
針金で縛り上げ形づくる盆栽
わらで作られたマネキン
ピーピング(覗き)をイメージさせる
幾つものモニター
具体的にエロスを描き出す場面は少ないものの
こういった幾つものディテールを繋ぎあわせて
観るものの頭の中に印象を作り上げるのは凄い
ストーリーと登場人物
これはもう手塚治虫の世界だろう
この映画の筋と似たようなエピソードは
「ブラック・ジャック」のなかにはいくつもある
(すくなくとも片手の指の本数ぐらいは見つかる)
各登場人物の風貌も、どことなく手塚の描く
キャラに似てなくもない
もしかしたらこの映画
アルモドバル版の「ブラック・ジャック」
なのだろうか
それも悲劇の。
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