劇場公開日 2012年6月30日

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「良い作品であることを感じましたが、私は面白さを感じることが出来ませんでした。」少年は残酷な弓を射る よしさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0良い作品であることを感じましたが、私は面白さを感じることが出来ませんでした。

2020年8月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

母親と息子の愛憎劇

私には合いませんでした。
自らのお腹を痛めて産んだ我が子。愛し、守らなければならない息子からのプレッシャーに苛まれる主人公。
息子の不気味さ、主人の無理解。母親として逃げられない閉塞感が良く描かれていて、鑑賞者の私も息苦しさ感じてしまいます。
普段は苦手の過去と現在を交互に映しだす手法も、主人公の髪型や息子の成長を映すことで、見難さを解消。効果的に使われていたと思います。

つまり、映画としての完成度は高いように感じられるのですが・・・映画としては、純粋に面白さを感じません。
ただ、ひたすらに息苦しさを感じるだけの2時間弱で、私の中では拷問のような2時間弱でした。
当然のように私的評価はかなり低めです。

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よし