劇場公開日 2012年8月24日

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「重厚SF」プロメテウス 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0重厚SF

2012年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 人類の起源をたどるSF映画になっていて、久しぶりに重厚な本格SF映画に触れた感じで、頭が良くなるような気持ちよさがあった。しかしそこでエイリアン要素が出てくると急に頭が悪くなるような感じがして別の映画でよかったんじゃないかな。でもエイリアンありきの企画なのでそんなのはないものねだりだろうし、これ以上重厚になったら難しくて理解できなくなるかもしれない。ちょっと背伸びをして頭よさげな感じがちょうどいいような気がする。

 主人公の女科学者が松金よねこみたいなキツネ面でまるで萌えられなかった。元々シガニーウィパーだったので、そういう路線なのかな。

 手術マシンがめちゃくちゃかっこよかった。父のガンの治療して欲しかった。術後のホチキスが非常に雑で心配だった。

 宇宙人が人類に対して丸っきり友好的じゃないところはびっくりした。しかし「そうだよな~」ととても納得した。

吉泉知彦