劇場公開日 2013年6月14日

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「とにかく切ない!!」華麗なるギャツビー なっつぼんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5とにかく切ない!!

2013年7月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

萌える

大学で専攻していたF・スコット・フィッツジェラルドの代表作だったので、ドキドキしながら観に行きました。

感想は、とにかく切ない・・・

煌びやかさと空虚感、富と愛、過去と現在

過去の愛に執着しすぎてしまったがゆえの悲劇。
でもその執着こそが、何にも穢されることのないまっすぐな想いであり、ギャツビーの華麗さであるような気がします。

原作にかなり忠実に作られていたし、パーティーシーンはちょっとやりすぎ!?と思いましたが、それ以外は、原作を読んだときに頭の中で描いたシーンとぴったりくるものが多くて個人的には満足しました。
特に、ギャツビーが初めてデイジーを自宅に招いた際、美しい色のシャツを次々に投げるシーンがとても好き。
素敵なシーンでした。

目にも鮮やかな1920年代を象徴するファッションや、ダンス、ちょっとやりすぎかもと思うパーティーシーンもこれぞエンターテイメント!!という思いで楽しみました。
しかし音楽がちょっと違和感、、もっとジャズっぽくてもよかった気がします。音楽自体はかっこいいし、敢えてのはずし?かもしれませんけど。

デイジー役のキャリー・マリガンも原作のイメージ通りのビジュアルだったし、ニックを演じたトビー・マグワイアいい仕事してました~!!
レオ様は・・・もうとにかく見てください!凄まじくはまっておりました。かなり素敵です。

できれば原作を読んでから、見てください!

なっつぼん