劇場公開日 2013年6月14日

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「毎度不幸なレオ様」華麗なるギャツビー クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5毎度不幸なレオ様

2019年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

90年前の話なんだけど古さを感じない。
それはパーティーの豪華さと使ってる音楽の所為。
この話、所謂アメリカの古典の名作らしいです。
古典をヒップホップで味付けしてしまうなんざ、
監督バズラーマンならずとも、アメリカ、ハリウッドっぽい。
話は以外と単純で、ベタなラブストーリー。
デイジーはもっとイヤな女かと思ってたが、結構葛藤してました。
でも愛人は殺っちゃうわ、ラスト逃げちゃうわ、
女って怖いなと、ヒシヒシ感じた。
ギャツビーは一途、デイジーを愛し続け、
信じてた末に哀しいラスト、何だけど、
ディカプリオが演じてる時点で予想は付いたけどね。
ニックがナレーターも兼ねるのだが、
もっと病的になっていても(例えばひげもじゃもじゃとか)
良かったんじゃないかな。
なかなかギャツビーが登場しない‘焦らし’は良かった。

最近のディカプリオは、屈折していてラストは不幸、みたいな役が多い。
(インセプション・Jエドガーetc)
今回もその点ではハマリ役。
たまには彼がハッピーなラストの話も観てみたいが、
「おいおい話が違うよ」と突っ込み入れてしまいそうだ。
Cマリガンってよく出てくるけど、かわいいからなの?
かわいいんだろうな多分。

正直そんなに感動はしなかったけど、
実話に近い話なので仕方ないかな。
当時のアメリカの勉強にはなるね。

クリストフ
こころさんのコメント
2022年6月29日

クリストフさん
コメントを頂き有難うございます。
そうなんですね。とても良いお話ですね (^^)
澄んだ大きな瞳のトビー・マグワイアは、純朴なニックそのものでした。
お二人の競演する映画が、また作られるといいですね。

こころ