劇場公開日 2013年6月14日

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「スタバ的映画」華麗なるギャツビー マイスターかずのりさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5スタバ的映画

2015年8月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

例えば今日が祝日で、朝からすっきりしない天気で、遠出はしなくないけどちょっとした充実感が欲しい……なんて時にスタバのカフェラテなんか持ち帰って家でだらだら横になりながら観るのに物凄く向いてる映画。

ディカプリオの「ドヤァ」には賛否両論ですが、自分は「これぞ成金ギャッビー」という感じでとても好きです。前半は色彩溢れる華やかなパーティー。ディズニーを彷彿させる湖畔のお屋敷で、多々唯一の女性を思い続けるギャッビーの、一途な恋心がとても神妙に優しく描かれています。後半になるにつれてあれだけ華やかだった世界が色褪せて、衰退していく男の寂しい人生で幕を閉じる。ヒロインのデイジーが嫌な女で、なにせギャッビーがただただデイジー一筋なものだから、余計「腹のたつ女」としか映らないのが残念。良い見方をすれば「女を見る目がなかったのね、ギャッビー」みたいな。
原作を知らず、2013年版しか見たことないですが、ジャンルとしては「ブリジットジョーンズの日記」なんかに分類してもいいかもしれない。
しかしディカプリオは、貧困からのしあがった成金の青年を演じさせたら右に出るものはいないな。もう少し若い頃に演じてみて欲しかった。

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マイスターかずのり