劇場公開日 2012年11月17日

「常に予想の斜め上を行く作品」ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0常に予想の斜め上を行く作品

2013年5月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

序、破、ときて急かとおもったらQでこの時点で予想の斜め上
しかも内容は斜めはるか上を行っている

さすがエヴァ、劇場を出た観客のぽかんとした顔が忘れられない
何を見たのか誰もわからない

破が比較的分かりやすい展開でQでどうまとめるのかと思ったら
逆に風呂敷を広げて伏線の回収どころか伏線を張った
Qはクエスチョンの意味もあるのだろうか
作品は観客に疑問を投げかけ、それを観客はあれこれ考察する。

新たな設定の登場
前作との矛盾、
ループ、非ループ説
メタ発言
何のメタファーなのか

考察することこそがこの作品の醍醐味になっている。
もし観客の望むような分かりやすい単純な物語にすれば
エヴァンゲリオンはここまで社会現象にならなかっただろう

謎があってこそエヴァンゲリオンであると思う。

tabletap