劇場公開日 2012年1月7日

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「【世界中で、謎の感染症により嗅覚、味覚、聴覚、視覚の順に徐々に人々が感覚を失う中、愛の形を変容させながら添い続ける恋人の姿を描いた作品。現況下、観賞すると意義ある作品である。】」パーフェクト・センス NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【世界中で、謎の感染症により嗅覚、味覚、聴覚、視覚の順に徐々に人々が感覚を失う中、愛の形を変容させながら添い続ける恋人の姿を描いた作品。現況下、観賞すると意義ある作品である。】

2022年11月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

幸せ

■嗅覚が失われる原因不明の感染症が、世界中で発生する。
 病気が進行すると、最終的には五感の全てを失うことが分かり、絶望した人々はパニックに陥る。
 そんな中、シェフのマイケル(ユアン・マクレガー)と感染症学者のスーザン(エヴァ・グリーン)は恋に落ちるが、二人も徐々に感性を失って行く・・。

◆感想

・私は、「007 カジノ・ロワイヤル」を鑑賞以降、エヴァ・グリーンのファンになり、殆どの作品を鑑賞したと思っていたが、今作は初鑑賞作品であった。
そして、今作は、エヴァ・グリーンの美しさ、エロティックな姿が横溢している。

・聴覚を失っても、手話で楽しそうに会話する人々の姿。

・そして、マイケルとスーザンも、感染してしまう。が、視覚を失っても触覚で愛を確かめ合う姿。
ー マスクをしている二人の姿に、この作品の先見性を感じてしまった・・。-

<2012年公開作の作品の内容が、謎の感染症に侵されて行く世界を描いたモノである事に驚いたとともに、そんな中でも生きる希望を失わない人々の姿が心に響いた作品である。
 触覚が失われたら、お互いの肌の温もりで生きていくのだろうな・・。>

NOBU