夏の終止符

劇場公開日:

夏の終止符

解説

カンヌ、ベルリン、ベネチアの世界3大映画祭の受賞作を中心に、各地の映画祭で話題になりながらも日本未公開だった作品を一挙上映する「三大映画祭週間2011」にて上映。ロシア北極圏辺境の島にある気象観測所で放射能の数値を測定し、本庁にデータを送る仕事を黙々とこなすセルゲイとパベル。ある日、セルゲイはパベルに観測をまかせて釣りにでかけるが、未熟なパベルが観測時間を逃した上に、その埋め合わせのためにウソのデータを報告してしまい……。2010年・第60回ベルリン国際映画祭で2つの銀熊賞(男優賞・芸術貢献賞)を受賞。

2010年製作/124分/ロシア
原題:Kak ya Provyol Etim Letom
配給:熱帯美術館
劇場公開日:2011年8月13日

スタッフ・キャスト

監督
製作
ロマン・ボルセビッチ
セルゲイ・チリヤンツ
脚本
アレクセイ・ポポグレブスキー
撮影
パベル・コストマロフ
編集
イワン・レベディフ
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受賞歴

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(C)Koktebel Film

映画レビュー

4.5舞台設定を許容できるかどうかが、最大の鍵

2011年9月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

“三大映画祭週間2011”

鑑賞直後は、

無骨 vs 優男

男の矜持のぶつかり合いに
鳥肌が立つほど痺れたのですが、
冷静に考えると、なぜあの島に、
放射能が野晒しにされていたのか謎。

普通にガイガーカウンターを突っ込める、
寒いからと暖をとるために放射能へ顔を突っ込む。

ありえねぇ~~~

鑑賞後、時間がたつにつれ、
大真面目に作られていただけに、
余計に、コメディだったのかとの
思いが、強くなってくる(苦笑)

男の矜持
小人の恨みの怖さ
閉ざされた空間の
閉塞感がなせる業

人の醜い部分に、
真っ向から向き合っていただけに、
冷静に考えれば考えるほど設定が(笑)

少しひねくれた『相棒』
プチ『エッセンシャル・キリング』

そんな風情も漂わせていました。

放射能の設定に目を瞑れば4.5点。
目を瞑れないと根底から覆るので1点かな(苦笑)

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septaka

4.0見えない被爆の恐怖

2011年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

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DOGLOVER AKIKO
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