イップ・マン 序章のレビュー・感想・評価
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ブルース・リーの師匠!
絶対リーより強い!
なんとも格闘シーンは感動しました。映画の2分の1はカンフー見た気分。
きれきれですばやく、コンパクトかつ強烈なイップマンの動き。現実にも近い。リアルな技の数々にしびれました。最小は主役感のない、可愛いげのないキャラでしたけど、いつのまにか役にはまってました。
まわりのキャストもなかなか上手だった。
ストーリーには日中戦争のことが絡んできて、その関係でちょっとやなとこもありますが、ストーリーはシンプルで分かりやすかったです。無駄なひねりもなく、また自然に格闘へ移ってたので、違和感なく見れました。
強さが伝わるリアルなカンフー映画
非常にリアルなカンフー映画。
“後ろ向きに5mジャンプ!”“回りながら宙を進みパンチ!”なんていう非人間的な技とは無縁です。実話ということもあり現実的なカンフーですが、だからこそ余計に凄さが伝わってきます。
冒頭の一人打ち込みの練習風景からは失礼ながらとても強そうに見えなかった詠春拳。だが、観終わった後は「連打連打の詠春拳!これぞ地上最強!」
失礼ながら「この人がほんとに主役?」という風体のドニー・イェンだったが、観終わった後はファンになること間違いなし!
※後からわかったのですがこの人ジェット・リーの「HERO」に出ていた“槍使いの達人”だったんですね。たしかにあれかっこよかったわ。
空手家10人との闘いも、ラスボスの闘いもどちらも結果は「圧勝」。ジャッキーチェンの映画と異なり「最初劣勢、最後に逆転」なんてもんはありません。(まあ若干はありますが)基本的には最初から「圧勝」です。
この後すぐに「イップ・マン 葉問」も続けて観ちゃいました。(ちょっとロッキー調だったがこれもまたよかった)
イップ・マンの真摯な姿と本格カンフーに興奮!
ブルース・リーの師匠でもある実在の武術家イップ・マンの伝記映画。
アクションがメインに据えられ、久々の本格カンフーが嬉しい。
イップ・マンに扮するドニー・イェンは現在本格カンフーが出来る数少ない俳優の一人で、その無駄なくキレのある動きに釘付けになる。
武術の達人でありながら常に相手への敬意を忘れず、非常に謙虚なイップ・マン。
その姿勢は拳からも伝わってくる。
意外と奥さんに頭が上がらない所も人間味あってイイ。(この奥さん役の女優が伊東美咲もしくは常盤貴子似の美人!)
ブルース・リーが師としたのも、なるほど頷ける。
前半はイップ・マンの武術家としての強さ、人間味溢れる人柄を描き、後半からは戦争が勃発し、誇りを懸けて日本軍と戦う。
日本がまるで鬼畜のようなひどい描かれ方だが、当時の日本軍の悪行は今も反日感情が残るほどの周知の事実なので、致し方ない。
池内博之演じる三浦が一本筋の通った男として描かれている所に多少救われた思い。
ストーリーも余計な描写など無く非常にストレートで見やすく、真の武術家イップ・マンの姿と本格カンフーに満足出来る事間違いナシ!
嫁が怖い
イップマンは街では知らぬものなどいないような達人で弟子も取っていないのに仕事もしていないというセレブ生活を送っていたことにまず驚いた。そしてそもそも修行も描かれず、大一番に備えての特訓もしないまま素で強く、しかもたいへんな人格者で、唯一の弱点は鬼嫁くらいであった。前半はそんな食い足りなさを感じていた。
映画の主役としては可愛げのない人物であったが、戦争が始まり家を日本軍に没収されて極貧生活になってからは状況も敵も相当にクレイジーな事態になってしまい、そんな人格者でもコクのある物語が展開された。
ラスボスが日本軍の空手家、池内博之で武術かとして気高く描かれていてとてもよかった。そしてなによりカンフーアクションが大変素晴らしく物語りも面白かった。
鑑賞前の注意
久々にカンフー映画を観させてもらった。
キャストに池内博之さんの名前がありますね。
そうです、あのころの時代のカンフー映画、ということになるね。
見てなくてこれから見ようとする人は要注意。
本作は、
・その設定をいたしかたなし、と観ることが出来る
・イップ・マンの顔に拒絶反応が表れない
・イップ・マンの性格にイライラしない
・奥さんの妙な色気を感じ取れるか
であれば、十分面白いデキになっている。
特にカメラがすごい。ドニーさんのカンフーの腕前とかまるで知らないが、
ブルース・リーの映画とは全く違う迫力。
オレ、あのむかつく顔のイップ・マン大好きになった。
ネタとしては、続編「葉問」に軍配は上がるが、まずこちらから堪能しよう。
観ないと損する!
反日・抗日時代の中国が舞台。当然、公開が危ぶまれていた(というより公開されんの?!という感じだった)訳です。東京国際映画祭で都合がつかずに観る事ができなかった私は、もう半ば諦めていました。
ところが、「イップ・マン 葉問」の観客動員数5,000人を超えると、「序章」もロードショー公開するというではありまぜんか!!感謝・感激です。
実際観れて良かったです。ドニーの詠春拳もカッコよかったし、池内博之の悪役も、一本筋が通った理想の軍人スタイルで、全くカッコ良かった。でも、やはり公開順序が逆だったのが惜しかった。伏線を伏線と気づけなかったのが残念!
いや、でも、このアクションは観て損は無い。工場での群舞など、香港映画らしく、素敵。あー、もう一回観たいな!
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