スリー☆ポイント

劇場公開日:

解説

「闇のカーニバル」「聴かれた女」の山本政志監督が、京都、沖縄、東京を舞台にそれぞれ異なる手法で製作した中短編集。京都では内容を決めずに出演者のオーディションからリハーサル、撮影までを即興スタイルで行う。沖縄では山本監督が1人でカメラを回し、出会った人々や場所を記録。東京では村上淳、蒼井そら、渡辺大知の出演で、妻子を失った男と、男を慰めるために死んだ妻を演じる女のラブストーリーを描く。

2011年製作/117分/日本
配給:レイライン
劇場公開日:2011年5月14日

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映画レビュー

4.0映画はなんでもアリ!

2021年7月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

山本監督祭り六本目。

相変わらず面白いです。本作はドキュメント(と言うか取材)映像と非役者による物語と役者の物語のオムニバス。なんでもかんでもつめこんだアソート。
「美味ければいいじゃん!」
って声高らかに言われてる感じです。

これらに相関関係はないんだろうな。監督が面白いって思ったものを、並べたんだろな。って思います。たぶんこの頃はヒップホップ・ミュージシャンとたくさん仲良くなって、沖縄が好きだったんじゃないかな?(笑)
けど、妙にしっくりくるなー、構成が。なぜ?

キャスティングは最大の演出だと思いますが、この監督な非役者さんの登用はビシっとはまるなー。本当に空気感がよい。物語が厚みを持つんだよな。それだけで舌を巻きます。

ラストのswitchは山本監督の脚本力を楽しめました。短い時間に面白さが凝縮してましたね。山本監督、サイコスリラーを創ってくれないかなー?おもしろいの創っていただけそう。

沖縄の話は興味深かった。
人間の集合には必ずバカがいての話、激しく同意です。

沖縄、京都、東京(だったよな)。映像でめぐる三都物語、存分に楽しみました。

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バリカタ

4.5人も映画も喰ってみせた

2011年5月11日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

単純

難しい

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baka-sk

4.0自由奔放で、ちょっぴり危険

2011年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

例えば京都編で描かれている、若いヒップホッパーたちの物語は、京都の風景がまるでニューヨークにいるような危うさを醸し出させる。
人物を描く事によって、風景までも変様させる事ができる、それも低予算の小規模映画でできるのは映画界の危険人物・山本 政志だけだろう。

なまぬるい日本映画に、巨石を投じる一品。

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バララック

5.0映画はこんなにも自由だ!!

2011年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

単純

知的

なんとなく空気感だけで日常のささいな出来事をよくまとめました風な日本映画(特に自主映画)が多い中、この『スリー☆ポイント』という自主制作で即興で作られた映画は、猥雑で軽く、アホで不良でサスペンス!なワンピース達を全然まとめようとしていないとこが爽快愉快ザマーミロ!な作品でした!

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fullmetaldragon
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