劇場公開日 2011年4月29日

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「『見上げてごらん、夜の星を』」八日目の蝉 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5『見上げてごらん、夜の星を』

2024年3月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

数年前にこの本読んで泣いたが、映画でも泣いた。

『この子は、まだご飯食べてないの!』

愛情を持って育てられた記憶は、忘れられない。

それだけに、強制的に別れさせられた心の傷は癒せない。

誘拐犯が身勝手に、あちこちと子供を振り回した、という

見方もできるかもしれないが、自分は、愛情を持って育てることの

大切さを感じた。

本では、小豆島に渡る薫を、遠くでキワコが見ていた。

いずれ、薫の子と三人で暮らせたらいいねと、読後に感じた。

正直、本は超えないだろうなと思いながら観てたが、

永作博美がすごく良くて、切なさが尾をひく。

藤崎敬太