劇場公開日 2011年4月29日

「人間関係に疲れたら・・」阪急電車 片道15分の奇跡 茶団子aさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0人間関係に疲れたら・・

2019年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

ローカル電車の中で、お節介で投げた親切が波紋のように人の中で広がっていき、優しい世界が出来る・・そうだよね~皆が、ちょっと他人に親切にすれば、もっと気持ちの良い世界になるよね~で、最後の翔子とミサの台詞「なんか悪くないよね,この世界って」「はい、悪くないです」がすごく心に染みる映画。

今津線近辺が生活圏の私などには風景に馴染みがあって嬉しい(でも阪急今津線には、あんなガラの悪いおばちゃんは乗ってません、西川ヘレンさんのような方は、よく居られます)。
撮影時は,あちこちに”エキストラ募集!”のポスターが貼ってありましたね。

芸達者な方々ばかりですが、私が一番驚いたのが時江の若い頃を演じた 黒川芽以が、宮本信子と同じ顔の筋肉を使って笑う事・・女優さんの凄さに驚きました。

出来ればキャストは 翔子→松下奈緒(北川景子でも良いけど,私的には松下奈緒さんの口から「生でやったん!?」の台詞が聞きたいw)、時江→八千草薫、相武紗季の怖いお兄さん→武蔵、結婚式場の責任者→佐々木蔵之介 とネイティブ関西弁の方にお願いしたかったな。有村架純の友人役の子が「神戸にしてはおっとりした関西弁やな~」と思って調べたら京都出身だった、というくらい関西人は関西弁に敏感ですので(笑)

茶団子a