シロメのレビュー・感想・評価

監督と脚本は『テケテケ』『貞子vs伽椰子』『不能犯』『地獄少女』『愛してる！』の白石晃士

週末ヒロインももいろクローバーZ初主演映画
番組の企画でアイドルグループのメンバー全員が心霊スポットを訪れるどっきり系モキュメンタリー
当時10代中高生
現在最年少彩夏27歳最年長れに30歳

粗筋
関東の田舎のとある廃校に願いを叶えてくれるシロメ様というバケモノが棲んでいるらしい
しかしシロメ様は気に食わないと願った者を呪い殺すというハイリスク
その廃校で最近4年間で3件6人が死んでいるバッドニュース
企画には大反対のももクロだが「紅白初出場」の願いを叶えてもらうため彼女たちは心霊スポットに向かった
度々あった霊能者の反対を監督が押し切り企画は続行されたわけだが

彼女たちのノリに強い拒否反応
特に移動バスでの自己紹介
どうやらアイドルはあまり好きじゃないらしい

ももいろクローバーZというアイドルグループの存在を知ったとき6人ではなく5人だった
今はなぜか４人だけど
元々は6人だったことを知ったのは早見あかりがプレバトに出るようになってからだ
ももクロがブレイクしてから元ももクロを売りにしていた感じが当初していたので生理的に強い嫌悪感を感じたものだが芸術家としての彼女のポテンシャルを見せつけられその悪い感情をだいぶ消え失せた

逆に今では佐々木彩夏っていたっけって感じるようになりどうやら自分は相当頭がおかしくなったかもしれない
夏菜子！れに！詩織！彩夏？って感じ

ももクロはアイドルを演じているわけだがそれとは別にドキュメンタリー風に6人が俳優として演じているとしたらかなりの千両役者だが流石にそうではないよね
いわゆる集団ヒステリーとかだよね
まあどっちでも良いけど
女はみんな女優らしいし
男は頭が一つだけだけど女は頭が八つあるらしいし
なんだよそれ
こわ〜い

徐々に人気を博してきている時の
ももいろクローバーZの6人に、

ある企画が舞い込みます。
それは、心霊特番のお話でした。

強力な霊で、
どんなお願いも叶えてくれるという、

【シロメ様】がいる廃学校で歌い、
紅白出場の願いを唱えると言うもの。

ただし、いい加減な気持ちや生半可な思い
で願い事をしたら、

地獄へ連れていってしまうという
恐ろしい面も持つシロメ様。

過去、その廃学校で6人もの人が
亡くなっているという…。

その話を聞いていたももクロメンバーは、
レッスン場で、楽屋で、

なんとも不可思議な目に遭遇し、
現地に行く前から怖さは高まっていました。

しかし、なんとこの企画は全てドッキリで
そのことを伏せたままももクロメンバーには

大いに怖がってもらおうと言う
とんでもない企画でした。

彼女たちは自分たちの知らぬ合間に、
映画初出演・初主演を果たしていたのでした。

-----------

いや〜。
途中までももクロちゃんたちが可哀想で

何度も視聴やめちゃいました。
ガチ怖がり、ガチ泣きしている10代の

女の子見てたら、
よくわからないけど何だかすんごい

居た堪れなくなる…。
目的のために怖いのに一生懸命がんばる

ももクロちゃんたちが健気で可愛くて
たまりませんでした…。

あかりさんの最後の演技に脱帽、
ももクロさん、お疲れ様でした！！！

ももクロが出てるそうです。面白いよ！！。

バス中でメンバー紹介するシーンが一番良い。13歳～16歳のももクロ。若い。
紅白出場をシロメ様にお願いし、心霊スポットに霊能者二人と一緒にいって怖がるという内容。あとは怪談師の吉田が吐いたり。
初主演作品なのに何でこんなふうなつくりにしたのだろう、演技しないそのままを撮ったほうがいいのになとか思ってしまった。

なかなかの駄作と言いたいところですが、ある意味、リアルなのか？！と思えるような作品です。
ワタシはわりと好きです。

ももクロがでてるだけ。クソ。

最近ももクロにハマってたということと年末に放送してたのを録画してたので見てみました。
とりあえず内容は全く面白くないです(笑)

でも、ももクロちゃん達がかわいいため最後まで見ちゃいましたww
あと、体を張ったオチがおもろかった

「ノロイ」などの作品で知られる白石晃士監督が、現在人気急上昇中のアイドルグループ「ももいろクローバー」を主演に迎えて描く、心霊ホラー作品。

竹内結子、北川景子などの人気俳優が所属しているスターダスト・プロモーションが配給を担当した作品が、奇抜な描写が注目を集める作り手のホラー映画。一見異質に映る取り合わせであるが、観賞してみるとその的確な狙いと、ホラーである必要性がひしひしと伝わってくる。

「瞬き」などスタンダードな作品作りに徹してきたスターダスト作品としては、もっとも意欲的な挑戦が光る作品である。

人気アイドル「ももいろクローバー」が、都市伝説として名の知られた「シロメさま」と言われる怪奇現象が発生した廃墟に乗り込む。お蔵入りしてしまった企画の番組を映画にしたという設定の作品だが、本作の作り手である白石監督がこれまでの作品でも貫いてきた「嘘だとすぐ分かるけど、何だか本当っぽい世界」が本作でも魅力を爆発させている。

胡散臭い霊媒師、怪談の語り手、気味の悪い廃校。まさに心霊ホラーの鉄板要素がこれでもかとぶち込まれた空間に寒気を感じながら物語に引き込まれた観客を見越したように、これまたこれでもかと披露される「ももいろクローバー」の人気曲の数々。下手にグラビア誌で「よろしくね、ふふっ」とありがちに微笑まれるよりも、暗闇で「いい加減にして！」と絶叫しながら涙を流した方がよっぽど心に刻まれる。

幽霊が「おい」と睨みつける一室で、歌って踊るアイドル６人。一番を歌い終わってから、狙い済まして暴れだす「シロメさま」の謙虚な姿勢に思わず苦笑、失笑。そうこうしているうちに、観客はいつの間にやら心霊の恐怖よりも陽気なアイドルソングばかり記憶に残る。これは、荒業。流石は天下のスターダスト・プロモーション。抜かりない新手の詐欺・・じゃなく、宣伝企画である。

いかに、上映当時無名のアイドルが歌う曲に観客を引き込むか。それが、今回の企画の狙いである。目を見張る奇怪現象を呼び水に、テレビ番組のバラエティ感覚で見せ切る自信と、技術。ＡＫＢ４８が主演した無味無臭ホラー「伝染歌」（０７）と比較しても、恐怖心霊ものとしてきちんと体を成しているうえに低予算で大きな反響が帰ってくる、したたかな一本である。

とはいえ、そこはやはりホラーはホラー。薄気味悪い夜の絶叫世界は、真夏の納涼作品としてきちんと役割を果たしてくれるだろう。馬鹿馬鹿しくも興味が尽きない、アイドル映画の新しい趣向が光る。