SUPER 8 スーパーエイトのレビュー・感想・評価
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劇場にて鑑賞。S.スピルバーグ製作、J.J.エイブラムス脚本・監督の鳴り物入り。徹底した秘密主義とポスターのビジュアル・コピー等は『未知との遭遇('77)』を髣髴。事前公開トレーラーの衝突シーン本篇では未使用(別テイク)。偶然撮影されたと云う魅力的な設定が活かされておらず全体にファンタジー色濃くテーマが絞りきれていない消化不良な印象。M.リーヴス監督『クローバーフィールド('08)』と同じN.ペイジによるエイリアンはそのデザイン・雰囲気が似ている。エンドロールのショート・フィルムが佳かった。60/100点。
・鑑賞日:2011年6月25日(日)
設定が最高。
子どもたちが大活躍する映画が本当に好きでこれもその一つ。なんだか子どもの頃のワクワク感を思い出すんですよね笑
国家機密・軍隊・宇宙人の大好物な設定が3つ揃ったSF映画となっており、子どもたちが奮闘する映画となって個人的には本当に最高の映画でした。
それとエル・ファニングが超かわいい映画です。
優しく旅立ちを見守ること
総合50点 ( ストーリー:40点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:80点|音楽:65点 )
母親が悲惨な死に方をする。取り残される少年はその事件を乗り越えながら人として成長していくのだろうか。だがそんな冒頭の話はその後急展開する物語の大筋に結局殆ど意味がなかった。この小話は必要だったろうか。
続いて先生は高速で走る貨物列車に、なんと小型貨物自動車で線路上を走り突っ込んでいく。通常ならば貨物列車圧勝で、貨物自動車はばらばらになって運転手も即死でそれでも貨物列車は走り続けるで終了します。貨物列車を止めたいならば貨物自動車じゃ無理だし、どうしても試したいならば何も運転する必要もなく線路上に乗り捨てればいいだけだし、それでも貨物列車は脱線し運転手が生き残るのはその後の物語の展開に必要だったからというだけ。不自然だらけでした。
そして『E.T.』『未知との遭遇』『プレデター』を合わせたような話にはまれず。そもそも罪も無いのに誘拐された町のたくさんの人々は殺され食べられたのに、そんな軍隊から虐待を受けてすっかりぐれた宇宙人を優しく宇宙に送り出す姿を優しく見守るという、悲しい出来事の続く世知辛い世の中で心の温まる展開にかなり唖然とする。
これってそんな結末でいいのか。視聴者は納得したのだろうか。私は無理。怒り心頭の彼が後で仲間を連れて復讐に来て米国を攻撃したりするんじゃないの。雰囲気と映像だけで楽しむ作品。
さよならー…ってオォ―――――イ!!!
なんか懐かしい感じがしていいですね。
やっぱりエイブラムスは演出巧いなー。冒頭なんか特に。
E.Tとかグーニーズとかそこらへんに影響受けてるっぽいですね。
たぶん名作になったはずなんです。あのシーンさえなければ…
このエイリアンってすごく悲しい存在だと思うんです。
勝手に捕らえられて、実験されて…ただ自分の星に帰りたかっただけなんでしょう。それはよくわかりました。
でもさぁ…人間は殺しちゃダメだって!!
しまいには、く…食っちゃったよ!!
もー…なにしてんのー?(泣)殺されても文句言えなくなっちゃうってー(呆)
ここですよ!ここ!!叩かれてる理由は!!
捕まえた人間は労働力にしていた、とか、なんか目障りだからとりま監禁しといた、とかでいーじゃん!!
こっちは少年少女たちの淡い恋バナとか、ちょっとした冒険とかなんか全年齢対象のお話かと思ったんだよ!
怖すぎるだろ!!主人公たちの年齢でギリギリ観れるかどうかぐらいの残酷さだよ!!
それで、ああ…このエイリアン殺されちゃうのかぁ…(喜)って悲哀(半笑い)してたらですよ…
かかか、帰っちゃったよ!!普通に!!
いいの!?軍隊のみなさん!!上空でなんかいい感じになってるアイツ、いっぱい人殺してるよ!?
ミサイル持って来いミサイル!まだ間に合うって!…あーあ、帰っちゃった…
要するに色んな意味で浮いてたんですよ。エイリアンが。
アイツに感情移入させたいなら、もっと罪を軽くしないと。
だから重要な要素であるはずのエイリアンが、蛇足に感じるんです。
これこそ名作になりそこねた一本でしょう。
こどもたちが戦う
ストーリーが単純でいまひとつな感じでした。
怪物がでてくるタイミングとか
三角関係なんだろうなとか
最後にロケットを手放すとこまで
全部予想できてしまったので、もう少しひねって欲しかったと思います。
様々なオマージュをちりばめた郷愁を誘う作品
8mmフィルムで自主製作映画を撮影している少年グループが、
謎の生物に絡む事件に巻き込まれることで精神的に成長する物語。
「E.T.」をはじめとして、80年代前後のスピルバーグ作品等への
オマージュが散りばめられた作品です。
内容的には、「E.T.」と「スタンド・バイ・ミー」を足して2で
割った感じというか、「グーニーズ」の宇宙人版というか、
強いて言えば、スティーブン・キングの「IT」の少年時代までの話に
近い感じでしょうか?
ある年代以上の人にとっては、懐かしく楽しめる作品ですが、
若い世代には駄作かも知れません。
作品に登場するエイリアンが、何だか中途半端な感じがしましたね。
ただ自分の星に帰りたいだけなのか、
人間を襲って食糧か何かにしたいのか、
どっちつかずと言うか、なんというか。
味方か敵かをはっきりとさせた方が良かった気がします。
最後のエンドロールで流れる、完成版の8mm作品は良かったです。
エイリアンが余計か・・・
エイリアンがどうにかならなかったものか・・・
エイリアンがあってこそのストーリーだが、別のサスペンス仕立てのほうが良かったような。
エル・ファニングが可愛かった。
エンドロール後のフィルムも楽しい。
エイリアン絡みを除けばフィルムカメラ好きには良さげに思える映画だった。
狙いがわからん
内容は悪くないと思いますが狙いがわからんです。
宇宙人が宇宙に行く時に何故か感動的な感じに仕上がっていて、よくわからなかった(>_<)
政府が何かを隠そうとするのもありきたりです☆
映画最高!
やっぱり映画は素晴らしいと思いました。
少年の心の成長が見られ、とても感動しました。
持つべきものは仲間だと強く感じましたし、もっと子供はゲームばかりせずに冒険すべきだと思います。少年の頃の二度とは戻らない夏休みを思い出すような感じで、仲間と時間を忘れてチャリをこぎ回し川や山に行き遊んだのを思い出す作品でした。
スケールは子供の冒険にしては大きく感じますが、そこが映画でしかできないことなのです。得体の知れないエイリアンを追ってみたいじゃないですか。
一度切りの人生のなかでかけがえのない思い出を作った主人公達がうらやましいです。
最後に母の形見を手放すシーンは母の死を受け止め、母に別れて仲間と父と生きて行く少年の心の成長を暗示し、とても感動的で良かったです。
エイリアンとの対話も少年の寂しさとエイリアンの寂しさが重なり境遇を互いに受け止めるような感じでとても心が揺さぶられました。
親同士の絆にも心が温まりました。
好きな人の話をするシーンは自分の修学旅行を思い出させてくれました
自分が過ごしてきた少年時代を思い出させ、心を二度とない人生の切なさに置いていく。
胸がつまる、タイムマシンが欲しくなる映画でした。
DVDのほうが分かる。
もう少し親子関係が描かれていると尚いい作品になってたのかな。
メインとなる問題は、主人公と父の関係つまり親子関係なんだろうけど、他の問題、エピソードが派手すぎたり、時間を使いすぎてたりしてて、メインが薄く感じたのかもしれない。
いくつかの問題もすべて解決したし、ストーリーとしては綺麗に終わったんだけど、イマイチかな。
あと演出が派手すぎるのはそっちに意識もってかれるから、テリングを見てほしい映画か、ストーリーを見てほしい映画なのかハッキリしたほうが良い映画になってましたね。
ちなみに、もしDVDで見るなら、特典も見たほうがいいです。
スピルバーグだなー。
一言でいえば、
スピルバーグだなって作品。
そこまで、内容を極秘にするまでの作品ではないよーな気もするが…
スタンドバイミーやET、未知との遭遇
これらの作品のいいところを、足した感じ。
スピルバーグ少年が、かつて、妄想した物語ってとこですかね。
スピルバーグ愛好家の方には、きっと、たまらない作品だね。
ある意味、スピルバーグ監督の『宇宙戦争』とは、逆にある作品だといえるかも。
宇宙戦争が、かなり現実(リアル)的な物語であるならば、
この作品は、かなり、非現実(ファンタジー)的作品だ。
まぁ、宇宙人を見たことないから、どっちが現実的なのか…
まっ、わかんないけどさ(笑)
印象に残らない感じだった。。
番宣でハードルを上げすぎたせいか、期待はずれな感じがあった。
どっかのレビューでスタンドバイミーと、未知との遭遇を足して2で割った感じと書いてあったのを見て、そのとおりだったせいもあるかも。。
スピルバーグの自叙伝的作品?
ゾンビ映画好きな私は、ロメロ製薬でニヤリとしちゃいました。
スピルバーグの映画だけは漏らさないで見たいという方には、いい映画でした。
高校時代に友達とホウキをギターがわりにしてマイシャロナを歌ったことありましたが、まさにこの映画であの頃を思い出すとは!
個人的に記憶が甦った作品でした。
ありがとうスピルバーグ
他の映画のいろいろな設定をくっつけた感じ
んー、他の映画のいろいろな設定をくっつけた感じですかね(^^;)。
列車事故。
なかなか姿を表さないモンスター。
ビデオカメラ(この作品では8mmだけど)に偶然映っていた真実。
子供たちの群像劇。
子供たちと異星人の交流。
軍がひた隠しにする研究。
でもまあ、悪くはないと思います。
それにしても、誰一人として知らない(少なくとも記憶に残っていない)役者さんばかりだったなあ。
ところで、『SUPER 8』というのは、アメリカで有名な8mmカメラ(フィルム?)の規格らしいのですが、私はてっきり、8人の子供たちが活躍するからだと思っていました(^^;)。
誰もが通る子供時代の映画
始めに言ってしまうが,この映画は最近の洗練された作品とは全く違う性格を持ったものです。
ストーリーも単純で,もの凄く派手なシーンがあったかと思えば,細かい部分は無視している。
まるで,子供が遊びで撮ったような,そんな雰囲気のある作品です。
しかし,だから駄作かといえばそうではない。
本当に描きたかったのは,派手な事故シーンでもなく,軍の陰謀でもなく,エイリアンとの触れあいでもない。
誰しもが持つ少年の頃の淡い思い出,そして抱いていた夢そのものだったのだと思う。
**以下,本当にネタバレ満載
~あらすじ~
少年たちは,持ち合わせの道具だけで自主製作映画を作っている。
ありきたりなゾンビ映画で,お世辞にも上出来とは言えない。
だけど,自分たちの作品に誇りを持ってて,何より素晴らしい時間を共有していたのだ。
あるきっかけから,少年たちは大きな事件に巻き込まれていく。
それは軍が隠してきたエイリアンの逃亡から始まる。
大混乱におちいる街,そして仲間の少女アリスも連れ去られてしまった。
少年たちは,アリスを救うため,封鎖された街へ戻っていくのだ。
そんな状況の中,保安官代理の息子でありながら,
気弱で,おとなしい少年ジョーは,アリスを救うため,勇敢に立ち向かう。
ジョーとアリスはいつしか両想いになっていたからだ。
彼はついに,エイリアンの隠れ家を見つけ,彼女を救いだした。
しかしエイリアンに追い詰められ,逃げ場所がなくなったとき,ジョーはその身をゆだねた。
そのジョーを掴んだエイリアンは,彼を見つめて,それから放した。
元々は,人間に捕えられて,帰ることができなかったことが原因だったのだ。
そして,エイリアンが宇宙へ旅立つとき,ジョーとアリスはともにそれを見ていた。
その後ろには,度重なる誤解がもとで憎みあっていたお互いの父親もいた。
空高く上がっていく宇宙船を見ながら,二人は手を握り合った。
~あらすじ おわり~
この映画の本質は,全体のストーリーの中にもよく表れています。
そもそも,街をメチャクチャにでき,電気を自由に操れるエイリアンを捕えることができるのか?
そして,どういう目的でエイリアンを捕えて軍事機密にまでする必要があったのか?
そんな細かいことを考えること自体がナンセンスなのでしょう。
つまりは,全体のストーリー自体が,子供が抱くような発想なんですよね。
ひ弱な少年が,恋した少女のために驚くほどの力を発揮して勇敢に助けに行くなんてのも,
誰しもが少年期に妄想したに違いありません。
彼らが撮影していたゾンビ映画の中にも,同じ要素がちりばめられているのも注目です。
これは僕個人の考えですが,メインストーリーは逆でもよかったんですよ。
少年たちがSF映画を撮り,現実にはゾンビが現れても同じこと。
まぁ,スピルバーグがプロデューサーだったので,このようにしたのかもしれませんが(笑)
おそらく,アカデミー賞を取るような作品ではないですし,人を驚かせたり,何かを訴えかけたりするような性質のものではありません。
ただ,観たあとに心がふわっと暖かくなるような,そんな感じがしました。
宇宙人の設定をもっと考えてあれば……
とにかく、主役の少年が純で可愛いですね!他の子たちも純情一直線。
宣伝時にピックアップされまくっていたミステリー要素は、全くありません。物語はどストレート。
ご都合主義的なストーリー展開が若干目障りですが、迫力のある演出、美しい映像、そして少年らの可愛らしさが際立った構成は秀逸だったと思います。
おやじさんの「 I Gottya !」のセリフには少しだけウルッときましたが、人食い巨大エイリアンを応援しようと思う気は微塵も起きず、ETの再来とはほど遠いエンディングでした。
中途半端
謎の生物、地球の危機、恋愛、家族愛、友情…色々詰め込みすぎて、結果「中途半端」に仕上がってしまってます。
映像の迫力はあるので、それを目当てに劇場に足を運ぶのはアリですが、ストーリーには全く期待できません。
登場人物の誰一人感情移入できず、大きな興奮もなかったので、正直終わった後は「え、これだけ?」でした。
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