スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団のレビュー・感想・評価
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突拍子のないくだらなさが癖になる
自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。
先日「ベイビー・ドライバー」を見てエドガー・ライト監督に興味を持ったため、「ショーン・オブ・ザ・デッド」、「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」に続き、本作を見ました。
原作がカナダのコミックなんですね。かなり突拍子がない展開だったり、元カレ軍団と戦う時の漫画のようなコマ割りは、原作からの引用なのでしょうね。カットが変わる瞬間の演出はエドガー・ライト監督っぽいなと感じました。ヴィーガン警察等のおふざけ感はニヤニヤしながら見れましたし、こんなところで斉藤兄弟を見るとは(笑)
アクションシーンも割と頑張っているな、という印象です。また、時折出るゲームのような演出(刀の炎がドット絵っぽく表現されている部分とか)も細かく、地味にこだわりを感じました。
自分的には、主人公のバンドの音楽が割と好きです。ブリティッシュロックぽさ(もし違ったらごめんなさい)というか、音の粗さやメロディーがかなりツボです。
全体的な感想としては、おふざけ感が満載でニヤニヤできるけど、なんとなくとっちらかってしまっているという感じです。
モラーナを演じたメアリー・エリザベス・ウィンステッドさんは、何色の髪でも似合いますね。あの雰囲気でいられたら、男性は気になっちゃいますね。
フザケ過ぎー😅
今まで見たどんなコメディ映画よりふざけてる😅
しかしそれが飛び抜けているので逆に面白い。
酒の席で話したことをそのままノリで作っちゃった感じだよね。
なのに、ゲームテーマとおしゃれな見せ方でなんだか
今までにない世界観できてしまった。
ラモーナの元カレ軍団はともかくぱっと見純朴そうな
スコットが結構女たらしでめちゃくちゃ振ってるし😅
適当なことを真面目に取り組んでいるところは好感度高いかな😆
キーラン・カルキン
面白かった。
たが深みはなし。まぁこの映画にそれは求めないか。
ファミコンで育った世代の映画監督の一人くらいはこの手の作品を作ってもおかしくはないなといった印象。
キーラン・カルキンのキャラが良かった。
彼の立ち位置はバイプレイヤーなのだろうが、別の作品も見たいと思った。
ゲームは隠れミノなんだな
これはな、おバカ映画ではない。
おバカ映画の体裁をしたクソ映画。
ゲームの表現をそのまま映画に持ち込んだだけの恥知らずな映画。
オレはバリバリファミコン世代だが、「それ」自体は文化とは思えねえな。
ゲームウォッチやボードゲームと一緒。単なる玩具。
まあ、文化か否かは置いといても、アクションシーンの表現をただピコパコ表現にしただけで、それが見どころだ!なんてさすがに恥ずかしくないか?
ギターサウンドだらけのBGM、リフバトルなども「らしく」したってダメダメ。もうね、「らしくあること」に逃げちゃってるんだもん。
どうしたらそれっぽいか、しか考えていない。
敵が7人は多すぎて、見せ場として4人目から投げやりでワンパターンで退屈だし、たとえそんなことはハナから承知よ!と言われても、しょうもなく細かくカット割してスピーディーに進めようとした演出もしているわけで、言い訳にもならない。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」は見てかなり経つが、やってることは案外これと同じで、他人のふんどしで相撲を取っただけのように思えてきたわ。
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