劇場公開日 2010年3月20日

「韓国版「贖罪」」息もできない ソウイチさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5韓国版「贖罪」

2013年1月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

幸せ

 人を許すことと、自分が贖罪するということは同じことなのだ。
 だからそれを実感した主人公は幸福の絶頂で死ぬことになる。ヒーローです。
 川べりの膝枕のシーンは泣いた。
 ラストシーンが何とも大陸的だ。でも的を得ている。人生は歪み続ける螺旋だ。
 いい映画だった。しかし韓国映画の秀作の切迫感は凄い。平和ボケした日本人の監督にはこうは撮れないでしょう。エンターテイメントになるか、説教臭くなってしまうでしょう。そういう私もどうしようもなく平和ボケしてますが・・・。

ソウイチ