(500)日のサマーのレビュー・感想・評価
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過ぎ行く季節のように
GW最終日だし、きゅんきゅん恋愛映画みて休日を終わらせようと思ったが、心にもやもやが残る作品であった。
「友達」や「恋人」という言葉で関係を固めなくても、その時が楽しかったり、幸せならいいと思う人はサマーのみならず実際にいる。彼女のような自由奔放さは、軽くて楽しいのだけれど、過ぎ去る風のようにいつの間にか消えてなくなる。
恋人になって、「誰かの所有物になるのは最悪」。彼女の言い分は分かる。だけど運命だと思われた人に、運命ではなかったと言われること。そして運命の人に出会ったと言われること。「あなたとは違う気持ち」を感じたと言われること。これはあんまりだと思います。
かといって彼は夏から秋に向かっていくのだから、恋愛における運命とは必然ではなく偶然とも思ってしまうのである。
運命の出会いはあるのか、偶然か⁈
偶然の出会いもそれまでの経験が
あって運命となるのかな。
日付けが行ったり来たりとか、
期待と現実を2画面で見せたり
とか、面白い構成だった。
サマーの次は、オータムなのね、笑
久しぶりに見たけど、素晴らしい。けど結末を知るだけに苦しみもした、...
久しぶりに見たけど、素晴らしい。けど結末を知るだけに苦しみもした、「頼むからもうやめてくれ」って感じ。
恋愛を通して男女が変わっていくのだけど、やはり「卒業」の解釈が腹にズシンとくる。なぜサマーは卒業を見て取り乱した(理解した?)のか。最後にトムに自分の意志で会いに来たのはなぜか。なぜサマーはトムに手を重ねたのか。そもそもなぜ婚約パーティーにトムを呼んだのか。心の片隅にあった運命・愛、あれは「卒業」への最終バスだったのか、真顔になるとわかっていても。そう思って見直すとサマーへの目線は全く変わってくる。トムとサマー、二人の幸せを願いたくなる。
こんな女性に振り回されてみたい?
プラダを着た悪魔と並んで、海外に憧れる女の子が好きな映画に掲げがちな本作。
ラブコメとして魅力的であり、
典型的なボーイミーツガールで落ちましっかりしています。
なんかオシャレな恋の気分を味わいたい、
可愛いズーイーデシャネルを観たい、
そんな方にはぴったりの映画ではないでしょうか。
話に触れると、魅力的で奔放な女性に恋に落ちた、情けない男の失礼までを描いています。
こんな魅力的な女性、なかなか居ませんね。
オシャレな映画を見ている気分になりたい時におすすめの映画です。
【”恋は運命次第・・。”恋愛観の違う男女の500日間の恋する姿やすれ違う姿を描いたお洒落な作品。様々な見方を許容する懐深いが、ロマンティストな男にとってはほろ苦い作品でもある。】
ー 今作では、バンドで言えば、ザ・スミスや、ベル&セバスチャン、そして、トム(ジョセフ・ゴードン=ベレット)が着ているTシャツにプリントされているのは、ジョイ・ディヴィジョンのアルバム”アンノウン・プレジャーズ”のジャケット・・。
二人がデートするのはIKEA。
そして、”誰かの所有物になるのは、サイアク”と言ってトムを落ち込ませたろしたサマー(ゾーイ・デシャネル)の運命の人になったのは、サマーがデリで「ドリアン・グレイの肖像」を読んでいた時に出会った男である。意味深だなあ・・。-
◆感想
・今作は、様々な見方を許容する作品だと思う。僕も、以前観た際には”お洒落な映画だけれど、サマーみたいな女性は、嫌だなあ”と何となく思ったが、久方ぶりに鑑賞すると、サマーは自分の気持ちに素直過ぎる言動をとる女性ではないのかな・・、と思ってしまったよ。
・何故なら、”真剣に誰かと付き合う気はない”と言いながら”卒業”をトムと一緒に観ていて、号泣しているし、可なりの気分屋だし・・。
・それにしても、今作の作りは凝っている。500日を行ったり来たりする構成や、”トムの願いと現実”を2画面で見せる手法など・・。
・又、悩める兄に的確な恋愛アドバイスをする大人びた小学生のレイチェルを演じるクロエ・グレース・モレッツも、良い。
”彼女の思い出を良いモノばかりにしちゃ駄目よ!”なんて、小学生が言うかなあ。クロエ・グレース・モレッツ、小さい頃から魅力的な女優である。
<一目ぼれしたサマーにある意味、振り回されるトムの姿は、ロマンチックな恋物語が好きな男としてはナカナカシビアだが、”ゾーイ・デシャネルだったら、仕方がないよね‥、”と初鑑賞から10年経ってから見ると思ってしまった作品。
トムの次の恋の一日目が始まるラストも、センス良き作品である。>
恋人はいらないと友達以上恋人未満の関係をトムは了承したうえだったは...
恋人はいらないと友達以上恋人未満の関係をトムは了承したうえだったはずが、それ以上にサマーを好きになってしまって振り回されるという男の子の失恋映画。映画のつくりも面白いので楽しめる。
振り回されてモヤモヤ、けれども優しくされたり好意を向けられると好きが勝っちゃう、仕事が手につかなくなる、などなど恋愛だなぁって感じでした。
どう考えてもトム、小さすぎるだろうと思ったり(笑)
どんなに好きだったとしても実らないこともある。
出逢いにはタイミングがあって、トムとサマーの出逢いのタイミングはそういうタイミングではなかったんだよなぁと。
人と人の出逢いやタイミングって不思議だけど、そうなんだよなぁって。
それでもラストは男の子も前を向けて人生の一歩踏み出せたことは希望を与えてくれて良かったです。
共感の嵐で感情移入しまくり。85点
大好きな映画。
サマーのような女の子居たよね!?みんな一回はこんな子好きになった事あるっしょ?
サマーが魅力的で古傷を抉られるような、甘酸っぱい気持ちになるような。
こうやって大人になっていくんだよなー。(遠い目)
モヤっとするなぁ…
うゎ〜これは面白かったのか?答えが出せない自分がいるなぁ…書きながら整理しよう。
男目線からの恋愛を我々観ている者が俯瞰するような感覚。偶然や運命などと言葉に置き換えられないのが恋愛であり、そこをコメディタッチも交えつつ淡々と描いている。
個人的には最後のニヤリは好みだが、時間の経過を前後させる手法は嫌いではないけど、本作においてはメリハリがある訳でもなくマイナスに感じているんだろうな…
あなたじゃなかった、、そういう事はある。
これは、俳優さんが一本!って感じ。
2人が、そこにいそうな雰囲気が良く。恋愛予備校生あるあるな物語。
構成はいいと思うけど、男性目線だからなのかなぁ。全くおもしろポイントも共感ポイントも無かった。
次が本番だと良いね。
運命の女性、サマーと出会ってからの500日の軌跡。 時系列順ではな...
運命の女性、サマーと出会ってからの500日の軌跡。
時系列順ではなく、過去と未来をランダムに描く手法はおもしろい。
前半の200日間くらいは楽しく、幸せ、後半は重苦しい雰囲気になっていく。
サマーは「本気で付き合う気はない」「友達」と繰り返すが、あんな顔で見つめられたら男は勘違いしてしまう。
普通にデートもするし、セックスもしているのだから。
サマーと別れた後、新たな出会いが。
海の中には魚がたくさんいる。
会社の採用面接の直前にナンパをするのはあり得ないがww
やっぱりマークウェブ
マークウェブの描く恋愛描写は割と有名になりましたが、この作品はまさに彼のいいとこ取りですよね。
アーバンにもかかわらず、ノスタルジーな雰囲気で、細かい描写にさえヒトの微細な感情を混ぜ込む。
そして、オトコとオンナのすれ違いを完全にオトコ目線で描くことによって、小悪魔女子を表現する。
アメージングスパイダーマンで見せたピーターの繊細な感情に近いものがあると思います。スパイダーマンシリーズはヒーロー作品ですが、基本恋愛が中心にあるのでらマークウェブのいいところが生きていますが、あくまでヒーローモノなので、今作の様にはいかなかったんじゃないかなあ。
ズーイちゃんカワイイ
イエスマンでズーイちゃんのファンになって、彼女が出てる作品観始めました。
男を翻弄しているようでしていない、ただ素直でさっぱりサバサバ運命信じていないだけ。掴み所のない可愛さで観入っちゃいました。
最後結婚の決め手が気になる(..)
この作品が1番彼女の魅力出てる気がします。
DVD210円ゲットシリーズ。「ノッティングヒル」とは正反対。これ...
DVD210円ゲットシリーズ。「ノッティングヒル」とは正反対。これぞリアルなのかも。
運命の出会いを信じる男。男ってそうだよなぁ、要するにバカなのです(笑)
恋人はいらないと男を振り回す女、いるよなー、そして男はそんな女に魅力を感じるのです(笑)
時系列がややこしかったりして、今ひとつ乗りきれなかったが、まずまず面白い作品だと思う。が、しかし「ノッティングヒル」の後に見る作品ではなかった(笑)
編集の技
普通にストーリーを追いかければ、サマーと出会ってから別れ、そしてオータムに出会うまでのラブストーリーですが、この作品、時系列をイジリまくって、あえてわかりにくくしてしまっている。それは、あたかも、友人の恋愛相談に乗る時のように、話があっち飛びこっち飛びで、ついつい長話になってしまうパターンに酷似していると思う。
出演している役者がいい。
ジョセフ・ゴードン・レヴィットは、これが出世作だろう。この後、大作のオファーがひっきりなしなのだから。
でも、ズーイー・デシャネルもクロエ・モレッツも、いい役者さんと思うけどな。
私は、この映画好きです。
2013.3.3
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