インセプションのレビュー・感想・評価
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創り込まれた世界観
フィルムメーカーにとって、いちばん魅力的で、いちばん難しい題材である"夢"を扱った作品です。ずっと昔から本作の構想を練っていたというノーラン監督。非現実的な設定が多いのにも関わらず、違和感なく観ることができるのは何故でしょう。
「"夢"を見る時、ここからが"夢"だと分かる人はいない。目覚めて初めて変だと感じる。」これは劇中の台詞です。ノーラン監督は、自身の実体験に基づいて"夢の世界"を創り上げました。誰もが共感できるのは、この理由です。随所に"リアル"を散りばめることで、物語についていくことを可能にし、アリアドネという人物がそれをサポートします。彼女と一緒に、観客は用語などを理解するのです。同じことは、映像でも見受けられます。"現実"と"夢"を繋ぐ時、単純なダイレクトカットを用いています。これは、先ほどの台詞を視覚的に表現した結果です。
もちろん無重力シーンやスノーアクションは見応えがあります。しかし、そういう細かい演出まで注意してみると、また違った楽しみを味わうことができ、本作をより深く理解することができるはずです。
そして多くの人がいまだに議論するラストシーン。実は、「こ・れ・で・も・か」と言えるほど単純です。本来描くべき数秒を敢えて見せずに終わらせることで、複雑なように"思わせている"だけです。
ノーラン監督は、かなり幼稚な人で、いわゆる馬鹿げたことを超カッコ良く映像にするのを好みます。でもそれが、彼の偉大さです。実際、どの作品も超カッコ良い(笑)
面白い!
友達に薦められて借りてみた。
夢の中での出来事が、いつの間にか現実に感じられ、区別がつかなくなる。その中で作り上げた夢を乗り越える。
とても面白い映画だった!
長いけど笑
最後のコマは回り続かないと思いたい
非の打ち所が無い。めちゃくちゃおもしろかった!!
ストーリーは少し難しいし、「ん?今の台詞どういうこと?」ってなるシーンも多かったけど、2.3回みたらその意味や面白さにじわじわ気づいてくる。面白くてもう20回は見た。飽きさせない映画ってすごいなぁ。とにかくストーリーの質が高い。見るなら何回か見ることをおすすめします。だんだん面白くなってくるから!ほんとに!
映像もリアルで、綺麗で、かつ常識を打ち破ったトリックアートみたいな不可思議なものばかりですごく引き込まれる。潜在意識の世界はそれぞれに違う雰囲気で見ててすごく心地良かった。
でもわりとアクションは力入ってるっていう。どきどきする展開も多かったし。アーサーがホテルの廊下で戦うシーンなんてほんとどうやって撮ったんだろなぁ。
登場人物もみんなスマートで、映像もストーリーも音楽も俳優陣も、本当に映画全体がお洒落でクオリティが高い。
コブは哀愁漂ってるし、アーサーは聡明だし、イームスはかっこいいし、モルは美人だし、アリアドネ可愛いし。
自分のトーテム欲しくなりました。笑
文句無しの星5つ!!!!!!!!
すげー
みんなは話しが難しいと言ってて気になってたのでみました!
その結果とてもおもしろかった。
夢の中のそのまた夢って感じがして考えさせられました!
物語の回想部分がグランドブダペストホテルと少し似てました笑
話が複雑すぎる。
話が難しすぎて着いていくのにやっとでした。
しかし、逆に難しすぎる話が見る者の学習意欲を刺激してくれたので、最後まで見れました。
偶然と錯覚によって生じたレアな非失敗作だと思います。
デカプリオの存在感・演技力も本来退屈な映画を退屈でなくした大きな要素だったでしょう。
アイデアは昔からよくあるバーチャルリアリティーなので別段新しくもなく、これといったものもなかったように思いました。バーチャルリアリティーものは今まで10本近く見ましたので食傷気味でした。
また、主人公が悩んでいるドラマ、その後悔の真実についても意外な感じがしませんでした。
全体に長すぎると思いました。
特に雪国に入ってからが、長すぎてまいりました。ハッキリ言って一旦停止かけて休憩しました。雪国のところはただのドンパチなのでもう少しなんとかしてほしかったです。
でも、こんなに長い映画を途中で嫌にならずに最後まで見れたので、良かったと思います。
英語はめっちゃ難しくて全く意味わかりませんでした。
20分くらいでギブして日本語字幕で見直しました。
理解すればすごく面白い
ちょっと難しいが集中して内容を理解するとすごく面白いと思った
途中から展開が早く分からなくなりそうになったが夢の中のルール、今何個目の夢にいるかを覚えておけば大丈夫だった
迫力のあるアクション、豪華キャストをしっかり楽しめた、2回目3回目と観るたびに話をより理解できてより面白かった笑
最後の考えさせられるオチも良かった
その場所は現実か?
夢の中で情報を盗みとり、金に変える。
そんな夢のような夢の中の話。明析夢というやつでしょうか、夢の中ではどんなこともできる。自分の思うようにいったら、もう夢から覚めたくなくなっちゃうだろうなぁ。
夢の中にいるときのVFXの使い方が凄い!現実には絶対に起こらないようなことが起きて、怖くもあるけどワクワクする。だけど普通に夢の中にいたら現実か夢なのか分からなくなるくらいにはリアルな夢。
難しい題材だけど、VFXを駆使して私達ももしかしたら夢の中を行き来出来るようになれるんじゃないか?!と思わせるぐらいの迫力がある映像だった。
最後までほんとにまばたきするのも惜しいと思わせるものだった。
ラストはすごく気になったけど、希望的観測の方に期待したい。
2回目にしてやっと理解!
初めて観たのは映画館。2回目は自宅にて。
もともと理解力が高い方じゃないというか低いからこういう複雑な内容の映画が苦手で、1回目は案の定ギブアップ。
でも途中退席するのも癪だから一応最後まで観て、「トーテムは止まったはず!じゃなきゃやってらんない!」と激しく思ったことだけ覚えている。
というわけで2回目はめちゃくちゃ集中して観た結果思ったこと。「え、なんでわかんなかったの?私の脳3年でどんだけ成長した?」
たいして複雑でもなかった(笑)しかも、ちゃんと理解できたら今まで観た映画の中でかなり上位に入るくらい面白かった(笑)なんだこれ。
そして最後のシーンはネットでもいろいろ分析されてるけど、やっぱり止まったと信じたいと思います。ハッピーエンドが好きです。
ディカプリオの良さが、どの出演作品でもわからない
時空列の発想は面白いが、シーン毎の片づけ方にご都合主義が多い。多くても面白ければ良いのだが、面白みより、都合よく片づけた感じが強い。
スカパーの番組表で最近目にしたが、また見たい感覚は生まれなかった。
アクションが好きな人におすすめ
インセプションのためにターゲットの夢に入り、計画的な作戦を遂行する。
その途中、予想外の邪魔が入り、計画は一時を争う危機的状況になる。
切羽詰まった状況で繰り広げられるアクション。
現実では有り得ない状況が目新しくて面白かった。
すっごい作品
勧められてハードルが上がった状態で観たのだが、完全に作品世界にのめり込んで時間を忘れて楽しめた。
特殊なルールや設定も違和感なく理解出来た。
迫力のある映像は夢を表現するのにとても重要であり、充分にその役割を果たしていた。
役者もみんな最高で、エレンペイジがこんな大作に出てるとは…すごい!
夢ネタだけど夢じゃない
「それって天地創造でしょ」
というようなセリフがあったが
それは映画そのものでもあると思う。
思い描いた世界・空間・ストーリーを手間暇かけて
撮影しフィルムに残す。
映画は他人が創った夢ということか。
それにしてもこんな途方も無いアイデアを
実際映像化してしまえる監督は他にいないと思う。
凄ぇ。
全編のビジュアルも3階層同時進行アクションも文句がない。
ラストの余韻も良かった。
役者は渡辺謙の佇まいに惹かれた。カッコイイです。
夢の中では時間は長くなる、というのは本当。
授業中、2時間並の冒険活劇映画風の夢を見たのだが
それはわずか5分のうたたねの間、
という経験有り。
久々に面白い「映画」(シーン)を見たなぁ。
全ては主人公の都合のいい「夢」なのか。ラスト、コマはグラッと揺れて倒れたのか。折れ曲がる街並みは客寄せにすぎず…ってそんなことは見た人それぞれが何かしら感じてくれればいいから、とにかくスローモーション!こんなに意味を持ったスローモーションシーンはないと思う。ここだけでも見る価値あり、いや必見です。話なんか分からなくてもOK!(って怒られるかな、そんなこと言ったら)
夢のまた夢
数作しかみてないけれど、ノーランの作品の中で最も興奮した作品。
クリストファー・ノーランの本質的な作品と言ってもいいかもしれない。
マトリックスの先をゆくというか、マトリックスの世界を等身大の人間に置き換えて作ったのがこの作品と言えると思う。
マトリックスの世界はあくまでも電脳の世界が舞台となっていたが。今作はそれがリアルな世界でも可能であるということを証明した。
人間の可能性について言及するようなこの作品。
それを夢という形に押し込んで作りこんだのがこの作品だ。
役者陣もじつによかった。
ハリウッド映画!絶妙。
映画館で観れば良かった…と後悔。
あの迫力、映画館だとどんなだったんだよと想像が膨らむ。話も夢のまた夢にいくのだけど、理解しながら観れる絶妙なバランス。思いつくようで思いつかないストーリー展開。まさにハリウッド‼︎‼︎って思った。
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