劇場公開日 2010年7月23日

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「3回目にして、やっと内容が理解できるようになる。」インセプション まおさんの映画レビュー(感想・評価)

5.03回目にして、やっと内容が理解できるようになる。

2018年1月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ノーラン好きにはたまらない、TENET待ちのインセプション公開。
IMAXで観るべき映画と思い、3回目、やっと映画館で鑑賞。
前回のレビューで、何重にも重なった夢の時間軸の違いを都合のいい解釈と書いたが、
今回観ながら、その解釈は、実はノーランの中での物理学的な発想からの考えなのではと考えてみた。
しかし、本当に1回観ただけでは理解出来ない映画。それがこの作品の良さなのかも。

2回目鑑賞後レビュー2018/1/3
夢と現実の境目とは?

途中まで見て、もしかしたら前に一回見たかも、、、とちょっと思いながら、もしかしたら予告編だったかもとも思う。
しかし、今回は、ダンケルクを見た後のクリストファーノーラン監督の他の作品が見たいと思って、あえて見たインセプション。
多分、以前に見ていたとしても、内容が理解できていなくて、半分寝ちゃっていたかもと思うくらい、ストーリーは衝撃的。
人の夢の中に入って、その人の深層心理を変えていくという行為が理解されるのは、2010年公開当時とすれば浸透するのは難しかったかもしれないが、今であれば、VRもあるし出来るかもとも思える。
ただ、何重にも重なった夢の世界は、時間軸が違うという少し都合のいい複雑な仕掛け。そして、ラストの終わり方といい、思わせぶりな部分多数。でも、結構余韻を残す面白さなんだよな〜と思う。

七星 亜李