劇場公開日 1984年5月19日

キング・オブ・コメディ(1983)のレビュー・感想・評価

全55件中、41~55件目を表示

3.5デニーロのコメディって割と好き。

2019年9月23日
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深く考えず、軽いノリで楽しむ作品。

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miharyi

1.0病的すぎて・・

2019年8月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

デニーロがスコセッシ監督に脚本を持ち込んでやっと実現した映画、自分のイメージの固定化を嫌って転機としたかったのだろう。
ジェリー・ルイス、まさに彼こそ実際のキング・オブ・コメディと呼ぶにふさわしい喜劇役者、ディーン・マーチンとのコメディ映画・底抜けシリーズは人気が高かった、ドナルドダックのような声であわて者、当時は出てくるだけでおかしかったが今回のオフの顔では普通のおじさん、ただ笑いのカリスマ、シンボルとして余人をもって代え難かったのだろう。
タイトルからコメディアンのサクセスストーリだろうと思っていたがまさかこんな筋書きだったとは・・。正直、事件を起こすまでの妄想の数々、くどくて長いのには辟易だった。それにしてもデニーロ/アボット夫妻は、そろいもそろって役者馬鹿、精神病院から抜け出してきたようなストーカーを大熱演、感情移入しようにも異次元過ぎてついていけませんでした。

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odeonza

3.0底抜け喜劇王

2019年7月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 底抜けシリーズのジェリー・ルイスを見ていたら、彼の言う言葉に重みがある。当時57歳の彼に対して、当時40歳になるデ・ニーロ。ヒロインのリタ(アボット)はデ・ニーロの嫁さん。

 誘拐、監禁してパプキンは捕まる覚悟で一夜限りの喜劇王になるが、そこまで犯罪を犯して人を笑わせることができるのだろうか・・・お笑い芸人の心なんてわからないけど。

 何となくジョン・レノンが熱狂的なファンに撃たれたことにインスパイアされているような気もするけど、どうなんでしょう?まぁ、ラストの意外な展開は、5分間の漫談が大好評だっただけに予想はつきましたけど、AV女優から芸能人に転向することに似ているなぁ・・・

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kossy

4.0トラヴィスの実弟現る

2019年2月8日
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鑑賞方法:VOD

個人評価:4.1
これはまるで血の流れないタクシードライバーだ!マーティン・スコセッシとデニーロの最強ダッグに完全にやられました。
漫談をするデニーロから狂気すら感じ、こんなに迫力のあるトークは見た事がない。
トラヴィスが拳銃を突きつける代わりに、本作のルパートはマシンガンのように言葉を並び立てる。タクシードライバーとは全く異質な内容で、同じ闇をもった主人公を描いている。
ラストがバッドエンドではないので、少しホッとし胸をなでおろす。
本作はタクシードライバー同様に伝説になるべき作品である。

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カメ

4.5You are my queen

2018年11月14日
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名作。すべてのキングにはクイーンがいる。

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collectible

2.5街頭の群衆

2018年11月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

単純

2度目鑑賞。

最初観たときは思わなかったことかもしれないが、案外、ストーリーは、良いものではなかった。
ラスト、出来損ないながら、どうにか完結させた感じ。キャラクター造形も、薄さが狂気描写になっているような、粗さがあった。

だがスコセッシの、あの街の描写、群衆の気配のリアルさ、同時に獲得する、観客が作品に入り込むのをむしろ妨げるような距離のとりかた、その妙は、ミーンストリートからずっと、凄い。

天然かもしれないが、
しかし、どうやって撮っているのか?
ずっと謎のままで、惚れ惚れしている。
BGMの選択もまたその効果を増幅している。

デニーロの狂気よりも、あれが観たくての、スコセッシ愛を確かめた。

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エイブル

3.5スコセッシ監督よ 初心に帰れ!

2018年6月18日
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鑑賞方法:DVD/BD
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ひぃちゃん

4.0スターへの妄執

2017年2月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

30越えてキャリアも無いが自身の才能を信じるスタンダップコメディアン志望の男。親と同居し日々TVショーの真似事を続ける…痛いなぁ。。
タクシードライバーよりも行動力を伴った異常性という意味でこちらの方が狂気的でコメディとサイコのギリギリのライン。社会や他者から目を背け妄想に逃げ続けたパプキンのコンプレックスを笑いに変えるスタイル、成功者を夢見た理由は周りを見返すという思い以上に、ただ多くの人に理解し聞いて欲しいだけだったのではないだろうか。全てを吐き出し一夜の栄光を手に入れた彼が今度は大衆から求められステージに立った時、その長い間が印象的だった。MTV批判に似た大衆メディアへのアンチテーゼにも思えた。

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yuitos

4.5自信と行動力と妄想癖

2017年2月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

怖い

幸せ

とにかくヘコたれないパプキン。

名前を憶えて貰えないパプキン。

冒頭から観ている側が引いてしまう行動に言動に空気の読めないパプキン。

コミカルな演技の中に狂気性が全開のデ・ニーロは「タクシードライバー」のトラヴィスよりもイカれて狂っているが、そこがまた魅力的。

パプキンの行動にヒヤヒヤするし自信過剰な感じには寒気すら感じてしまうが憎めないキャラ。

破天荒な事ばかりで最終手段は誘拐とシンプルだが彼女に自分の雄姿をTVで見せるトコなんかヤッパり狂っている。

ラストはハッピーエンドなんだけど良かったネ、とは思えない今後も心配になってしまう。

客にはウケていたしスターになったけど本来、隠れた才能があったのか否か?

映画全体がコミカルに演出されていて和む雰囲気で楽しいが実際はシリアスに狂気に満ち溢れていて狂った変態映画。

褒めてます。

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万年 東一

3.0マーティンスコセッシが、デニーロの最高の演技と称したキングオブコメ...

2015年3月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

マーティンスコセッシが、デニーロの最高の演技と称したキングオブコメディ。

これ、コメディだけど、タクシードライバーと物語の構造が同じという…
勘違い男が、ぞんざいな扱いをされてると、タクシードライバーみたいに狂っていきそうなのだけど、今作は、暴力には飛ばずにそのまま行ききる。
その先にあるオチも、面白かった。
初めの1時間が間延びして退屈だったが、タクシードライバーと比較しながら構造として見ると、とても楽しめる。

主人公が、真っ直ぐ異常なので、タクシードライバーとは異なった怖さがある。

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saikimujin

3.5バンプ・オブ・パンプキン

2014年4月23日
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笑える

怖い

パンプキン(主人公)が純粋な夢を追いかけ妄想する姿はどこか自分と重なるが、実行するなんて事はムリだな。と諦める部分を映画なのでハチャメチャに進行させています。

『タクシードライバー』もそうだけど、スコセッシ監督はそういう現実と非現実(映画)のバランスが上手い。

ボジティブでイノセントなアダルトチルドレンが見せる行き過ぎた狂気は、ジワジワと恐怖を感じるものがあります。

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sio

4.5究極の芸人論

2014年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

幸せ

シナリオがすばらしい、そしてデニーロがすばらしい。
高めのテンションを自然に持続していて、コメディアン志望、という役に違和感はない。デニーロは硬軟ほんとうに幅が広くてうまい。
夢を叶えるために手段を選ばないという過剰な行動力はデタラメなフィクションのようでいて現実味がある。一夜で頂点に上りつめてしまう、という非現実はたぶんこんな常識を越えた向こう側にしかないんだろう。
スコセッシはそのことをよくわかっているんだと思う。名声を得る人間は狂気と紙一重のところで生きている、と。

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okaoka0820

3.0デニーロ

2014年3月20日
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楽しい

怖い

まずデニーロの演技が素晴らしいのは言うまでもない

タクシードライバーのときとはまた違う異常っぽさを感じた

ドン底で終わるより一夜の王でありたい

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s_k

4.0さすがスコセッシ!

2013年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

 海外の映画を観ていると、俳優が放つ冗談の面白さがわからないことが多々ある(文化の相違、翻訳の限界など理由はさまざまだが)。ただし、この映画は違う!日本人でも理解できるようなジョークばかりなのだ!

 例えば、レストランでデ・ニーロがウェイトレスをイジるシーンなど、実生活で真似したくなるような冗談が随所にちりばめられている。これらは、まさに俳優陣のアドリブ力やスコセッシの演出力の妙と言えるだろう。

 いやー、それにしてもスコセッシの映画は面白いものばかり!でも、もうこれからは、あの頃のギラギラしたスコセッシワールドは観られないかな?

 いずれにせよ、この映画はとても良かったのでおすすめです。とりわけ、お笑いに興味がある人なんかには。

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もんしー

4.5芸能界の擬人化"ルパート・パプキン"

2012年4月30日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

ロバート・デ・ニーロという存在に鳥肌がたつ。
ジャック・ニコルソンと並んで誰にも代役の出来ない俳優であることがよくわかる。
特にスコセッシとのコンビはいつも"狂気"の入り交じった演技で観客を圧倒してくれる。
今作も例外ではない。
"笑い"と"狂気"という相反するテーマを絶妙にマッチさせたスコセッシの技量は素晴らしい。
特徴である暴力描写は全くなく初めて挑む作風だが、作品の芯には映画監督マーティン・スコセッシがいる。
社会に受け入れて貰いたい痛い男の狂気と妄想に彩られた世界がショービジネスという無法の地帯を鋭く衝いては皮肉な話である。

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keita