劇場公開日 2010年1月23日

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「男本位の思考に女性は腹を立てないとね 成長過程の西島秀俊を観る」サヨナライツカ nakajiさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0男本位の思考に女性は腹を立てないとね 成長過程の西島秀俊を観る

2022年8月25日
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辻仁成の官能小説をその頃、妻だった中山美穂が主演
といっても一人称の主演は西島秀俊でした

10年くらい前の作品でみんなアラフォー
石田ゆり子は10年経っても全く変わらない
アンチエイジングの成功例です

中山美穂は一番エロい頃で、今では3枚目役が多くなったのはザンネン

特筆すべきは西島秀俊
50を過ぎてなお恋愛ドラマの主役をはれる
というか
よりカッコよくなっている
あすなろ白書の頃はただの二枚目で大して個性もなく印象にも残らなかった
この映画でもまだまだ、中山美穂の引き立て役だ
いい歳の取り方をしている
ドラマユニコーンに乗ってでもかっこいい

少しだけど、川島なお美が出ている
キレイだった
若い頃は本当に素敵だった
美人薄命
最期はやせ細って痛々しかったなあ

ストーリーは辻仁成の若い頃のとんがっただけの大した内容もない
死ぬ時に愛されたことを思い出すのか、愛したことを思い出すのか
なんてどうでもいい事だし
出世のために婚約したけど、他に好きな女が現れたので隠れて愛し合いましただと
よくある男本意の言い訳小説です

不倫男の常套句にコロリと騙される女性は
本当によく考えるべきです
既婚者とわかった時点でハッキリ決別し裁判しないと、奥さんに訴えられて慰謝料をとられてバカをみますよ
法律って男の都合の言いように出来てるから

バンコクロケはいいね
タイやベトナムはとても好きなんだ

nakaji