劇場公開日 2009年4月25日

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「CIA日本支部には簡単に入室できる・・・?」レイン・フォール 雨の牙 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0CIA日本支部には簡単に入室できる・・・?

2020年5月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ゲイリー・オールドマンのわめき散らしていたことが印象に残るが、USBメモリーを奪うだけならそんなややこしいことしなくてもいいのでは?と、ずっと疑問に思いながら見ていた。殺し屋を捕まえるとかもCIAの仕事じゃないだろうし、国土交通省の資料室にそのまま潜入すれば済むだろうに。

 動機と行動がとにかく意味不明で、ぺリマンが殺される意味もわからなかった。ただ、社会派サスペンスの一面もチラリと見せ、アメリカの人口の半分しかない日本の公共投資が1.5倍もあるということ(実際は知らないけど、言いえてる)。

 まぁ、結局は振り回されるCIAの愚かさも描いてしまったし、警察を余計な仕事に協力させてること自体、目的を達成してるんじゃないかとも思う。アメリカの兵器もいっぱい買わされてるんだし、これ以上何を???

 殺し屋のクールな面だけじゃなくて、恋愛部分も描こうとして失敗した典型的な例じゃないかと感じました。

kossy