劇場公開日 2009年2月7日

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「生きて死んで」ベンジャミン・バトン 数奇な人生 橘哉さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0生きて死んで

2009年2月13日

泣ける

老いて若返る事と若く誕生し、老いていく事と
自分ならどちらが良いだろうと考えさせられた。

劇中、逆に動く時計がゆっくりと針をを進めて行く様に
この作品も静かに物語りを展開していく。
だからこそ、『ベンジャミン・バトン』という人の一生を
ゆっくり感じながら見る事が出来たのだろうと思う。
作中に漂う静粛な雰囲気は、人の一生を描くには良いトーンだったように感じる。

橘哉